僅かながらだけれど果実が見えた。
何とも奇妙な画像になるけれど、煙の間に果実。
(2015.07.25 北山緑化植物園)
☆
「ハグマ」の謂れを説明されると、そうなんだ…となる。
漢字で「白熊の木」だけれど、スモーク・ツリーと呼ぶ方がよく知られている。
確かに煙のように見えるから、煙の木の方が良いのだろう。
煙に気をとられていては互生の葉は見ない。
煙の正体は円錐花序、花は咲くが結実するものは少ない。
花後に結実しない花柄が伸びて、遠目には煙に見える。
果実はその煙の中にポツリポツリと見える程度しか出来ていない。
花が終わって、花柄が伸びて「煙」になっている。
やはり結実しているものはこの画像にも見えない。
ハグマノキ(白熊の木) ウルシ科ハグマノキ属 Cotinus coggygria
(2015.06.25 船上)
今年、冬芽を撮った須磨離宮公園の東門へのアプローチにあった貧相なハグマノキは、枯れてしまったようだ。
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森林のハグマノキ
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