今日は、今年一番の冷え込み、風は冷たい。
雪でも舞ってきそうな空は、どんよりと曇っている。
周辺部にやっと緑が広がる気配もするけれど、砂礫地には春の気配はない。
潮風が吹き抜ける場所ではないけれど、絶えず風が通り抜けて、
小さな砂が植物の生育を妨げている。
わずかばかりの花壇も、咲き遅れた菊が萎れて残っているだけだ。
周囲のソメイヨシノとは離れて、一本だけ植えられているカワヅザクラの花芽が少し膨らんでいる。
その下に、今年もウスベニツメクサが広がり始めている。
まだ幼苗は見つかっていないけれど、今年もイフノフグリが花を付けるだろう。
枯れ残っている去年の茎、新しい芽が砂礫の間から顔を出している。
(2010.01.13 田町）
砂混じりの場所だけれど、周辺部に土を入れたために所によっては雨の後の水はけが悪い。
ゲートボール用の整地で余計に周囲に土が盛り上がってしまっている。
トップの画像を変更し3枚追加 (2010.01.15 田町）
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去年のことを思いまた今年もウスベニツメクサに恋い続けるのかと落ちつかないです。
ウシオハナツメクサよりずんぐりしているように思います。
暖かくなったら一斉に開くところを夢みていますのでそのときはきれいな写真をお願いします。
幾つもの花が咲き、その一つ一つに何かしら思い入れを持つと、
季節のはっきりした日本に暮らしていて良かったな、と思いますね。
また今年も…、そう思うと咲き始める前の幼苗も、樹の冬芽も、
愉快に見えてきます。
日常の雑事に紛れていても、ふっとゆとりの出来た時に近くを歩いてみる、
少し暖かくなれば、そんな時間を大事にしたいです。
ウスベニツメクサ、小さな公園の片隅の砂混じりの場所なので
殆ど踏みつけられているのですが、それでも花を咲かせる丈夫なヤツです。