HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

クスノキ(樟の木)

2019-03-15 | 春 樹木 果実・葉

これは植食性のダニの仕業になる虫こぶだろう。
クストガリキジラミによるクスノキハクボミフシ。
クスノキの葉を食べるのはアオスジアゲハの幼虫だけではないのだ。














(2019.03.12 明石公園)

ふと思いついてクスノキの葉を撮る。
新しく出てきた葉の一枚だけが赤いのや
一度に葉を落とさないから掃除が厄介なクスノキの葉。
もっと厄介なのは、漢字一字で「楠」なのに
植物名は「樟の木」
ふと思いついたのは「ダニ室」の事だった。

クスノキには葉を害する植食性のフシダニと、これを補食する別種のダニが棲み着いている。
奇妙な「ダニ室」があることで、クスノキの葉は食害から免れているのだそうだ。


▲ 入れ替わり予定の冬芽だけれど、入れ替わるのは?。▼















▲ 目立つ三行脈の基部にダニ室は形成される。▼



▲ 三ヶ所にあった、その葉裏。▼

クスノキ(樟の木)
 クスノキ科ニッケイ属 Cinnamomum camphora
(2019.01.23 西新町)


▲ クスノキの葉

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