次々と虻が飛んでくる。
蝿も止まっている。
蜂も仲間に入っている。
▲ 合着したおしべは筒状になっている。
花粉はその筒の中から伸び上がるめしべが押し上げる。
ツマグロキンバエはその花粉を舐めている。▼
▲ オオハナアブとキゴシハナアブ ▲
▲ オオハナアブ ♀ ▼
☆
▲ 雄性期から雌性期に移り始めた筒状花。▼
▲ 合着したおしべの基部が見えている。
筒状になったおしべの先端からは2裂しためしべがのぞいている。▼
▲ まだ舌状花のすぐとなりにある筒状花がやっと開いた段階。
中心部分には幾つもの筒状花の蕾が控え、やがて合着した筒状のおしべからめしべが現れる。▼
▲ 筒状花もほぼ咲いた。
花冠からおしべが伸び、その中からめしべが伸び上がって2裂した柱頭を広げている。▼
▲ 筒状花もほぼ中心部まで開花した。▲
☆
ツワブキ(石蕗、艶蕗) キク科ツワブキ属 Farfugium japonicum
(=Farfugium tussilagineum 、Ligularia tussilaginea)
(2017.11.03・04 須磨離宮公園)
☆
1. 子房 2.冠毛 3.筒状花の花冠 4.舌状花の花冠 5.合着しているおしべ 6.おしべの花粉 7.めしべ 8.めしべの柱頭
成熟期になると、めしべはおしべの花粉を押し出すように伸びて来る。
【キク科図解】
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今年のツワブキ 冬姿
花数が多いですが大きいので、いろんな状態のものを見るにも好都合です。
ツワブキは公園などにもよく植栽されているのではないでしょうか。
鎌倉では自然に咲いている場所が身近にありました。
何と素敵なことでしょう~♪
細かなところがよ~くわかります。
まずツワブキを探さなければと思います。
大好きなツマグロキンバエやオオハナアブそしてキゴシハナアブかもしれません。
来ていますね~☆
【キク科の花の特徴(キク科図解)】
憶えておきたいと思います。ありがとうございました。