HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

オカメザサ(阿亀笹) 

2024-03-05 | イネ・カヤツリグサ・シダ類など

オカメザサは竹、クマザサは笹。
タケとササの違いはタケノコの皮が早期に落ちるかどうかであり、この点でオカメザサはタケに分類。
そう覚えても名前の付けられ方がややこしすぎる。

 

 

 
(2024.01.14 明石公園)

紫陽花を植える為だろうか。
オカメザサが伸びすぎていた為だろうか、きれいに刈られた。
それでも竹、根節が縦横にしっかりと残っているから春には伸びて元の木阿弥だろう。
成長に伴って稈から鞘が脱落してしまう種であるためササではなく小型のタケ類に分類されている。
 
 



 
(2024.02.03 須磨離宮公園)

 


オカメザサ(阿亀笹) 
イネ科オカメザサ属 Shibataea kumasaca
クマザサ(隈笹、山白竹)イネ科ササ属 Sasa veitchii
(2024.03.01 須磨離宮公園)

 
▲ ㊧新芽にある鞘(所謂、竹の皮)がすぐに脱落するので「竹」  ㊨伸びても1m程度の短い竹 
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2 コメント

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オカメザサ素敵です。 (こいも)
2024-02-26 19:40:10
林の子さん
オカメザサと言う竹・・・とても素敵ですね。
「阿亀笹」と書くのですね。
色々見させていただきました。
ありがとうございました。
おかめとひょっとこ (林の子)
2024-02-26 20:49:28
祭りの折に「おかめ」のお面を、この棹にぶら下げて売ったことに由来すると説明されています。
おかめは「福を招く神様」、ひょっとこは「火を守る神様」または「竈神」ということで、二人合わせて家庭円満の神様。
お多福(福助に嫁いだ?とそれる)とも似ているのですが、各々に
モデルが居たという話は雑学として好まれるようです。

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