いつも思うのだけれど、「桜前線」「開花宣言」「花見」
どれをとってもソメイヨシノ。
桜はほかに幾つもあるけれど。
数で勝負、なんて誰も考えていないだろうけれど
普通に見かけるものだから、桜と言えば…になっている。
ここには何万本の桜並木がある訳でもないけれど
子どもたちは落ちた花びら拾い集めている。
▲ 後ろは南東隅に一本だけ育つ「陽光桜」▼
(2022.04.01 田町)
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サクラ ソメイヨシノ(染井吉野) Cerasus × yedoensis 'Somei-yoshino'
(2022.04.03 明石公園)
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【ソメイヨシノ異聞】
エドヒガン×オオシマザクラの学名はCerasus ×yedoensisと表記され、和名は「ソメイヨシノ」と呼ばれている。
その中で「染井吉野」は接ぎ木で増殖させたクローンの園芸品種の一つだから
学名表記も Cerasus × yedoensis 'Somei-yoshino'とするのが正しいのだろう。
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ソメイヨシノ2022 ソメイヨシノ2021 冬芽・葉痕 葉の蜜腺
「エドヒガン×オオシマザクラ」が、ソメイヨシノ・・・と言うことですか。
ちょっと簡単に言い過ぎ・・・ですか?
ずいぶん昔にTVでソメイヨシノがこうしてできた・・・と見た記憶があるのですが、
その時は「へぇ~そうなんだ~」と、ひとしきり家族で話したことを思い出すのですが・・・
今年もソメイヨシノがとってもすごかったです。やっぱり「綺麗ね~~~」と声が出てしまいます。
こちらもソメイヨシノの中に濃いピンクのヨウコウザクラも格別だったのでしょうね。
こいもは見たことがないのですが、「お城と桜」はどんな感じなのでしょう?
ヤエザクラも咲いて、また楽しめますね。
「ソメイヨシノ」という和名が付けられているのですが
普通にソメイヨシノと呼んでいるどこにも増やされているものは「染井吉野」の名前が付けられた園芸品種。
種子で増やせないので全部接ぎ木で広がっているそうです。
植物名は国内ではカタカナ書きするのが何故か普通になっている日本ですから、混乱してしまうのでしょうか。
花見が桜を相手にするようになって以来、梅よりも次々と幾つもの種類が登場するので少し疲れる…気がします。
桜を見てきれいだなぁ~と言う人たちにとっては、どうでもいいような面倒な話ですね。