何度も撮ってしまう。
近寄って撮っているとかぐわしい香りに満たされて、高校時代の柿本神社の境内が浮かぶ。
その境内に今はもうスイセンは植えられていないけれど
高校時代にはわざわざ寄り道してその香をかいだ。
ロウバイも匂っていたし、ヤブツバキも咲いた。
スイセンは石畳の横にずらりと並んでいた。
卒業式の頃まで咲いていたはずだけれど
その日、そこに上がることはなかったから、数日後に貰った幸ちゃんの手紙には
そこに上れなかった事を悔やむ言葉が綴られていた。
だから今でもその甘酸っぱい香をかぐと、甘酸っぱい想いが浮かぶ。
その幸ちゃんの誕生日も過ぎたし
今年は主宰する絵更紗教室の展示会が3月23日から3日間の開催予定。
たぶんまたボタニカルアート展同様にミニ同窓会になる。
博多のメーさんも誘えば二つ返事でやってくるだろう。
(2019.02.06 林)
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(2019.01.30 林)
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▲ 副花冠が多弁化、「八重咲き日本水仙」と呼ばれている。
副花冠が変化しているけれど外側の花冠5枚はそのままだから
分類上では Narcissus tazetta var. chinensis 房咲き水仙と同じ。▼
(2019.01.23 西新町)
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ニホンズイセン(日本水仙)
ヒガンバナ科スイセン(ナルシサス)属 Narcissus tazetta var. chinensis
Narcissus tazetta は房咲き水仙の学名、その中の一つが中国原産。
(2019.01.17 船上・明石西公園)
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黄色の房咲き、黄房水仙
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副花冠が小さいけれどこれも房咲き、園芸種名「グランドモナーク」
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▲ 副花冠まで白い「ぺーパーホワイト」や「ガリル」と名付けられている種類も房咲き水仙
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今年のスイセン キブサズイセン(黄房水仙) スイセン、幾つか
たくさんの水仙に囲まれて撮る気分・・・どんなでしょうか~
素敵な香りの中は最高でしょうね。
甘酸っぱい想いが蘇るのですね。
日本水仙て素敵ですね。
八重咲きもあるのですね。
どれも皆美しいです。
そんな何とももどかしい香りだと思います。
甘酸っぱい?遠い昔話も、今ではかなり平気で話し込んだり出来るのも
長い時間が経ったからなのでしょうか。
それでもたぶん、大昔から水仙の匂いは変わっていないのでしょうね。
時間が経っているから感じ方も変わってしまったのかな…と、フッと感じたりもします。