暑い夏に、たくさん花を付けて咲き続ける花たちには
好き嫌いが分かれる
「暑苦しい!」、が嫌い派
「暑さに負けないで咲くから、元気が出る」、が好き派
この花は、 高校時代の同窓、中西哲夫を必ず思い出してしまう花
神戸市垂水区玉津町に住んでいた彼の自宅では
何度もワグナーの大作を聴いた
大学受験を失敗した後も、何度も我家を訪問してくれたし
必ず「最近読んだ本」の話をしてくれた
学生運動カブレの私に、柴田翔の「されどわれらが日々ー」を読め
と勧めたのも彼だった
『これが欲しかったんだよ』、と
庭に咲いていたツタキキョウを笑顔で持って帰った数日後に
今度は私が彼の自宅を訪問した
『貰った花、根付いたみたいだよ、来年の花が楽しみだ』
『見てみろよ、タチアオイが今年も元気だよ。負けてないねぇ~この暑さだけど、
見てると元気を貰える。俺も負けてはいられないよ』
※ ツタキキョウと呼んでいたけれど、正しくはツルニチニチソウ
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