また、栂池の花です。
そうですねぇ~、同じ季節に出掛けますから、同じ花しか咲いていません。
周りの山並みもそっくり同じだし、何も変わりません。
私だけが一つ歳を重ねた…、それだけでしょうね。
珍しい花?、何が珍しいのか私にはわかりません。
そこに行けば咲いている花は、どれもみな私には大事な花ですから。
新しい花は見つかりましたか?、とよく聞かれるのですが、
新しい花を探すつもりだと、別の場所に出掛けるのがいいのでしょうから、
ここでは同じ花を撮っています。
ここに来ればこの花が咲いている…、そんな場所なんですよ。
だから、五年目の栂池は五年前と同じ花が咲いていて、私だけが五つ歳を重ねたと言うことですね。
ダイジェスト版として掲出したこのページから、それぞれの説明ページにリンクを追加しました。
↑ アカモノ(赤物)
↑ アラシグサ(嵐草) イワイチョウ(岩銀杏)
↑ イワカガミ(岩鏡)
↑ カラマツソウ(唐松草) オオヒョウタンボク(大瓢箪木)
↑ オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)
↑ オニシモツケ(鬼下野) オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)
↑ タケシマラン(竹縞蘭)
↑ コバイケイソウ(小梅草) ゴヨウイチゴ(五葉苺)
↑ タテヤマリンドウ(立山竜胆)
↑ ズダヤクシュ(喘息薬種) テングクワガタ(天狗鍬形)
↑ ツマトリソウ(褄取草)
↑ ハナニガナ(花苦菜・白花) クロツリバナ(黒吊り花)
↑ ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)
↑ ベニバナイチゴ(紅花苺) ミツバオウレン(三つ葉黄連)
↑ ホソバノキソチドリ(細葉の木曽千鳥)
↑ ミヤマツボスミレ(深山坪菫) ヤマハハコ(山母子)
↑ ミヤマカラマツ(深山唐松)
↑ ヤグルマソウ(矢車草) リュウキンカ(立金花)
↑ モミジカラマツ(紅葉唐松)
↑ ワタスゲ(綿萱)
(2010.07.26・27 栂池)
去年の画像
2009.07 栂池K 2009.07 栂池Y ←リンク切れ 栂池の花、また
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記事中、アンダーラインの部分は、関連画像へのリンクが設定されています。
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【2005.07 のアルバム】 【2010.07 明石周辺1】 【2010.07 明石周辺2】 【2010.07 明石周辺3】 【2010.07 須磨周辺】
咲いている筈の場所が少し変わっていると、そこからは消えてしまっている…と言う所も何ヶ所か出てきました。
立ち入り制限された場所でも、木道周辺は靴の跡が点々と残っていたりして小さな草の花消えてしまっています。
ツアーで入園される方が一度に何十人も列を作られると、のんびりと…とは行かず、朝8時過ぎまでと午後三時以降に撮れる時間が限定されますね。
確かに時間があればあちこち回るのが楽しいのでしょうね。
私にはそれがどうも苦手で、同じ花を同じ場所で何度も見ている方が性に合っています。
殆どの花の名前も、そうして覚えていられるのだと。
少し残念なのは、木道が嵩上げされたために、草丈の低いタテヤマリンドウなど減ってしまいましたし、モウセンゴケも数ヶ所消滅しました。
コバイケイソウはこれでまた二年ほど休眠状態になるのでしょう。
ここのチングルマは、花弁を残したまま綿毛になっているのがかなり見つかります。
いずれアップいたしますのでご笑覧下さいね。
見せて頂きました。
2,3種類見られなかった花があり
綺麗に撮られた花を嬉しく見ました。
まだこれからアップなさる花も楽しみにしています。
綿毛になったチングルマはやっぱりいいな!しかもきれいな形がそのままで!
どれも久しぶりに見られた花のような気がしてあせってしまいます。
オオバタケシマランとタケシマランの花の違いなど見ていたらクロツリバナという見たこともない花が出てきたりでなにやら心がざわざわしてきました。
まだ咲いていたツマトリソウを見ると残雪のことなどと合わせて高山にきたなと思います。
タテヤマリンドウはすっと伸びていてとってもよかったですね。