HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

オオアレチノギク2

2014-09-25 | 草 果実・種子


ヒメムカシヨモギと競い合うことが多いから、区別点もかなり多い。
慣れてしまうと、遠目でも全体の伸び方や茎・葉の色合いで区別できる…と思っている。
ただ、草丈が低いころにはやはりアレチノギクと似ていると感じてしまう。
何度見ても、何処で見ても区別が出来るのは
育ちきった姿を確実に記憶しておければ…と言うこと。

何となくだけれど一番汚れて見える、茶色が濃い綿毛。
アレチノギクもきれいな花が咲くわけではないし、オオアレチノギクも同じ。
人の背丈を優に超えるほどに伸びてしまうから、退治するのなら早めに。
花が咲き、綿毛を作ると少しの風でもふわふわと飛んでゆく。
かくして次の年には間違いなく周辺では、同じような草丈の雑草畑になる。







敢えて区別するほどのことでもないし
同じように路傍の雑草。
花が終わるや否や、少し汚れたような綿毛が飛び始める。
花は次々と咲き続けているから何時も蕾から綿毛まで揃っている。

両性の筒状花、雄しべの葯は黄色。
花は徳利型だけれど、花期の終わりには俵型に見える。
この状態になるとアレチノギクと見分けにくい。
その時は草丈…だろう。






(2014.08.19 林崎町)











オオアレチノギク(大荒地野菊) キク科イズハハコ属 Conyza sumatrensis
(2014.08.17 林崎町)
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