どこか春の野辺を感じる。
冬至が過ぎて、昼の長さがどんどん長くなってゆくとは言ってもまだ冬の最中。
それでも風が無く、暖かな日射しがある畦の南面は、どこか春の野辺。
緑が濃くなっている横で、幅広いキュウリグサやトキワハゼの葉は、赤く焼けている。
だからまだまだ寒さに耐えないといけないのだけれど、ノミノフスマは咲き続けている。
タネツケバナと混じっている。
茎の色はコハコベより薄いが全体に紫がかっている。
オオアレチノギク、ヒメムカシヨモギなどもまだロゼット。
画像右は、カラスノエンドウの葉。
花弁は5個、少し短めの個体。
ノミノフスマ(蚤の衾) ナデシコ科ハコベ属 Stellaria alsine var. undulata
(2013.12.25 新明町)
--------------------------------------------------------------
秋のノミノフスマ 春のノミノフスマ