オトギリソウの仲間は山野に数多い。
葉や花などに腺体があり、それで区別される。
黒い色素があれば、黒点、無ければ白くなり明点と呼ばれている。
黒点、明点の差異程度はわかっても、花の種別まで詳しく判るには
幾つも見ないとダメなのだと、山に行けば思ってしまう。
まぁ、里ではそんなに面倒な(?)種類も育たないから、とりあえず帰化種のセイヨウオトギリソウ…で済む。
ため池の堤体に何本も出て来るのだけれど、今日は学校の裏手の斜面に咲いていた。
㊧ 花弁の周囲に点々と見えるのが黒点。
㊨ 花の右側にある葉、白い点のように見えるのが明点と呼ばれるもの。オトギリソウの葉には黒点が多い。
花を拡大してみれば、キンシバイや園芸種のヒペリカム・カリシナムなどと同じ。
セイヨウオトギリソウ(西洋弟切草) オトギリソウ科オトギリソウ属 Hypericum perforatum
セントジョーンズワート(Common St.John's Wort)、日本のオトギリソウ同様、ヨーロッパでは薬効の知られた草。
(2010.06.14 大久保)
記事中、アンダーラインの部分は、関連画像などへのリンクが設定されています。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
☆ 別ブログ HAYASHI-NO-KO へのリンク ☆
【2010.06 明石周辺1】 【2010.06 明石周辺2】 【2010.06 須磨周辺】
【2010.05 明石周辺1】 【2010.05 明石周辺2】 【2010.05 明石周辺3】 【2010.05 明石周辺4】
【2010.05 明石周辺5】 【2010.05 明石周辺6】 【2010.05 伊吹山北尾根】 【2010.05 須磨周辺】
【HAYASHI-N-KO】トップページ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます