HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

コマツヨイグサ(小待宵草)

2020-08-05 | 草 果実・種子

アカバナ科の花の多くは「雨滴散布」という形態で種子を零す。
雨滴が果実の先端を刺激すると中に収まって居る種子が滲み出る。
晴れ間が戻るとまた先端部分は固く閉じる。
また雨が降ると又々先端が開いて…を繰り返す。

面倒な繰り返しの最後の姿も幾つか残っている。


▲ 果実は縦長、薄茶色になる頃中には種子が詰まっている。▼



▲ 果実の先端部分は4裂、裂片が蓋の役割をする。▼





▲ 種子の痕が残っている花柱は、枯れ落ちるまで茎に付いている。▼



コマツヨイグサ(小待宵草)
 アカバナ科マツヨイグサ属 Oenothera laciniata
(2020.08.03  林)


▲ コマツヨイグサ(小待宵草)のロゼット ▲

▲ 果実の最初 ▲ 

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コマツヨイグサ  撮り続けた種子 コマツヨイグサ(小待宵草)


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