アカバナ科の花の多くは「雨滴散布」という形態で種子を零す。
雨滴が果実の先端を刺激すると中に収まって居る種子が滲み出る。
晴れ間が戻るとまた先端部分は固く閉じる。
また雨が降ると又々先端が開いて…を繰り返す。
面倒な繰り返しの最後の姿も幾つか残っている。
▲ 果実は縦長、薄茶色になる頃中には種子が詰まっている。▼
▲ 果実の先端部分は4裂、裂片が蓋の役割をする。▼
▲ 種子の痕が残っている花柱は、枯れ落ちるまで茎に付いている。▼
コマツヨイグサ(小待宵草) アカバナ科マツヨイグサ属 Oenothera laciniata
(2020.08.03 林)
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▲ コマツヨイグサ(小待宵草)のロゼット ▲
▲ 果実の最初 ▲
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コマツヨイグサ 撮り続けた種子 コマツヨイグサ(小待宵草)
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