HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ネジバナ(捩花)

2019-07-02 | 夏 赤・桃色系

『何か咲いてますか?』
まさかここに何か咲いていると思ったのだろうか。
緑と一部は雨が降らなかったせいで枯れ始めている草むら。
そんな草はらの中ではネジバナ撮るのは難しいものかも知れない。
撮ることもソウだけれどまず見つけないといけない。

「ネジバナが何本も出てますけど、見えます?」
『入っても良いですか?』
(この場合はどう答えるのが良いのだろう?
芝生広場は時には保育園児たちの遊び場所で出入り自由
写真撮っているから遠慮なさったのだろうか)
「少し今朝方の雨で濡れてますけど…」


▲ 曇天だから白に見えた。白ではなく白に近い薄桃色。▼






























ネジバナ(捩花) ラン科ネジバナ属 Spiranthes sinensis var. amoena
別名モジズリ(綟摺)
(2019.07.02 明石西公園)

植物の左巻(左ねじれ)、右巻(右ねじれ)はどちらの方向を起点にするかで真逆になる。
だから上から見てと言う場合と、生長方向でと言う場合には逆になるし、諸説が入り交じっている。
定説はこうだ…と解説されていても、見方に依ってまちまち。
植物の育ってゆく方向に向かって…が、妥当に所かな…と感じているから
その基準(絶対的なものでは無いと思うから勝手にこう決めている)に当て嵌めるとこうなる。
茎に左手を当てて親指方向に捻れているのを左巻(左ねじれ)
右手を当てて親指方向に捻れているのを右巻(右ねじれ)、蔓性植物も同様に見ている。
 
▲ ネジバナは有限花序、上に向かって咲き上がるから上の二つは右に捩れている。
 
▲ 左は何本かが集まってそれぞれに捻れている。奥が左に手前が右に捩れている。
右の画像は明らかに時計とは逆方向に咲き上がっている。
--------------------------------------------------------------
ネジバナ 白花 大久保の白花


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« シマトネリコ(島梣 島秦皮) | トップ | ネジバナ(捩花) »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり素敵ですね (こいも)
2019-07-11 12:42:18
林の子さん
やっぱり素敵なネジバナですね。
小さくても難しそうでもやはり撮りたいものは撮りたいです。
こちらも淡い色から濃い色までがあるのですね。
いつもの場所は草刈りに遭ってしまい
「やっとみつけた~~~」
そのようなことが間々ありますから
出逢いは大切にしたいです。
捩じれ方ですが・・・こいもも見ているうちに「えぇーーー!!」そんな感じでした。
挙句の果てに娘を呼んで「これってどっちに巻いてる?右・左~」
「知らない・・・自分で考えて・・・」
仕方なくボールペンに紐を巻き付けてしまう始末・・・可笑しいですよね。
画像を見ながらより良くわかりました。
ありがとうございます。
返信する
定説もあるそうですが。 (林の子)
2019-07-11 17:54:26
右か左か、螺旋の場合は見る方向や規格などでしっかりと定説があるそうですし
朝顔の蔓の巻き方なども「文科省」がいつだか定めたようです。
それでも現物を見て迷うことも多いので勝手に?決めています。
植物は上方向に花を咲き上がらせているいるし、蔓も上向きに伸びるし。
と言うことで、幹や茎に右手か左手を当てて
右手の親指方向だと「右」、左手だと「左」と決めています。

撮りたいけど撮れない…のは、やはりきれいに撮りたい…の思いが強すぎるからでしょうか。
自己満足で充分な気がするのですが、少しくらいは欲も必要なのかなとも思います。
返信する

コメントを投稿

夏 赤・桃色系」カテゴリの最新記事