HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

カラムシ(苧、枲)➨ ナンバンカラムシ

2021-06-16 | 草 果実・種子

カラムシは苧麻(ちょま)とも呼ばれ、ラミー(ナンバンカラムシ)と呼ばれる麻の仲間。
アカタテハ、フクラスズメ、ラミーカマキリなどの食草。
須磨ではそんな理由でバタフライガーデンに育つ。
ただ葉を食い荒らされた現場は見ていない。

今日は玉津のビオトープの南端。
毎年刈り取られるけれど毎年大きく育つ。




▲ カラムシの葉裏は白い。茎頂辺りに広がっている。花は茎の上部に雌花序。▼

























▲ 茎の上部に雌花序、下部に雄花序、その接点辺り。▼























ナンバンカラムシ(南蛮茎蒸)イラクサ科カラムシ属 Boehmeria nivea var. nivea
カラムシ(苧、枲)
イラクサ科カラムシ属 Boehmeria nivea var. nipononivea
(2021.06.11 玉津町)


▲ 去年秋の須磨 ▲
--------------------------------------------------------------
須磨のカラムシ カラムシ イラクサ ヤブマオ コアカソ
カラムシ(苧、枲)


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビオトープ…。 (林の子)
2021-10-13 10:17:20
名前だけのビオトープです。
雑多な草が覆い茂っているので、動物・植物観察には余り適さない場所になっています。
下水処理場で処理されたものが流されているので一部は富栄養なのでしょうから
雑多な草が茂るのだと思います。
茂りすぎたものはとり除かれるのですが
それでも根が残ったり種子が滞留したりして
暫くすれば元通りの姿に化します。
楽しみ??は、ここで初めて見つけたセキショウモの花を撮る事くらいです。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/7cef4d34f363ccb564a433b9bb63ccf8
画像のカラムシは、流水の一段上の空き地に毎年出て来ます。
返信する
茎の上部に雌花序で下部に雄花序。 (こいも)
2021-10-13 09:24:39
林の子さん
「カラムシ」・・・綺麗なそして鮮明な画像で見させていただき、
色々な部分がよ~く見えてきました。
自分の画像ではわからないことばかりでした。
虫食いの葉など見当たりませんね。とても綺麗です。
雌花も雄花もこんなにも素敵だったのですね。
ここからできあがる布はどんな・どんなものだったのだろうか・・・と、
想像しながら素敵な画像を眺めています。
こちらのビオトープは色々な生きもの、植物等々にとって・・・きっと楽園なのでしょうね。
ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿