HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)

2019-05-28 | 春 赤・桃色系

河川敷に咲くのはかなり色が薄い。




▲ 萼片は先端部分が合着している。花弁が開いても4枚にならず時に2枚合着したままになっている。▼



▲ おしべから絞り出される花粉はかなり粘性を持っている。▼

(2019.05.27 明石川)

敢えて「桃色」としなくても良い気がする。
ツキミソウは白、夕方に咲き始める。
昼に咲く月見草で良いのだろうと思うのだけれど
ヒルザキツキミソウなる名前も存在している。





















▲ おしべが花粉を絞り出し終え、茶色くなる頃、花弁も萎れ始める。▼

モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草) 
アカバナ科マツヨイグサ属 Oenothera speciosa var. childsii
(2019.05.21 林)


 ▲ 雨が降ると滴の衝撃で種子が飛び出すのが「雨滴散布」という、植物の種子散布の一つの例。
--------------------------------------------------------------
モモイロヒルザキツキミソウ アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧) シロバナユウゲショウ(白花夕化粧)



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
花粉の秘密 (こいも)
2019-06-13 15:24:01
林の子さん
粘性のある花粉なのですね。
蜘蛛の糸か何かの仕業???
そんなふうに思い込んでいたのですが
全然違うのですね。
面白くて美しい現象に驚いています。
萼片が4枚と言うこともハッキリわかりました。
ありがとうございました。
返信する
粘性のある花粉。 (林の子)
2019-06-13 23:28:28
何故ソウなのかは知らないのですが、触りたくはない、そんな花粉がこの花にはありますね。
めしべの方が飛び出しているのに、しっかりと同じ花の花粉が付いていたりするのも
花粉が幾つか繋がって風に揺られるからなのかな、と想像してしまいます。
群れて咲いていると、一つの花をじっくり見ることも無くなりますが
それでも不思議だな…と感じるときには
ゆっくりと見ていることも大事でしょうね。
返信する

コメントを投稿