キクヂシャ

木場公園に、そろそろ「ハマデラソウ」が咲いている、そう思って先日昼休みを利用して行った。梅雨時の、蒸し暑いけれど雨の心配の無い午後の時間は、それでも近隣の保育園・幼稚園や小学校から何人かの団体（？）が必ずそこで「課外学習」している。

遠目には、ハルシャギクがあちこちに群生しているのが判る。
帰化植物見本園の中には、小さな流れがあり水溜りを少し大きくしたような池もある。
ザリガニでも棲んでいそうなその池の周りには、ぽつぽつミソハギが咲き始めている。
背丈以上に伸びきったビロードモウズイカの横に、キクニガナの淡い青紫。
その横に、葉がすっかり落ちてしまったようなこの花が咲いていた。

キクニガナ　チコリ　若い根生葉を食用にすると聞いた。
キクヂシャ　チシャと名付けられているのだから、こちらも葉が食用になるのだろう。

私の興味の対象は食べるほうには無いし、薬効についても余り関心が無いから、また一つ新しい花が見つかった、程度のことになる。