HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ツクシ

2011-04-04 | 草 果実・種子

灌漑用水路に沿って続く土手にツクシ。
道路が出来ると、その土手も一緒にコンクリートで固められてしまう。
そのことが野の花の生育場所を狭めることになったとしても、
人の生活環境整備の方が大事なことだ。
だから、一部分だけ残されていると余計に目障りだということになる。
かくして、必要以上の手が加わり周囲は無機質な場所に生まれ変わる。
去年、土筆を撮った場所の内、何ヶ所かは道路工事が入り、
駐車場に変わってしまっている。
幸い、道路から離れた場所までは必要以上の手は入らないから、土筆もその土手に残る。

幾つかの場所は、春の芽生えを食卓に上げようとする人たちにとっても大事な場所になっている。

  





  






(2011.03.18 玉津・大久保)
  


(2011.03.28 大久保)

用水路の護岸の間にズラリと整列している。
去年も撮った場所
  
(2011.04.02 大道町)
去年の土筆 
--------------------------------------------------------------
記事中、アンダーラインの部分は、関連画像へのリンクが設定されています。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« ベニバナユキヤナギ | トップ | ハナニラ 1 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mulberry)
2011-03-20 15:10:18
子供の頃は遊びといえば近所の神社の境内か土手でした。
土筆も友達と競い合って採り自宅に持って帰ったものです。
今思えば懐かしい味です。
最近はあまり見かけなくなりました。
林の子さんのブログは昔の事が懐かしく思い出されます。
返信する
探さなければ… (林の子)
2011-03-20 19:23:00
mulberryさん、こんばんは。

溜池の多い土地柄、その堤体の土手には必ずどこにでもツクシは出てきていましたが、
今では畑も少なくなって、残っている溜池も危険だからと、護岸が固められてしまっています。
それでも周辺の田畑の土手には残っているものですね。
懐かしい場所も、探さなければ見つからないものがたくさん出来てしまいました。
季節の野辺には、遠い記憶がまだまだ残っているような気がして、時折自転車で走っています。


返信する

コメントを投稿

草 果実・種子」カテゴリの最新記事