学生時代にやっと本物を見た程度だけれど
山で覚えた歌「ネムノキ」に思い入れが強いから、今でも夏になると撮り歩く。
今年は一番見事に咲いている場所だった西公園が立ち入り制限されていて
ゆっくりと撮ることのできる場所が無い。
それでもたまたま手頃な高さの木があると
おしべが伸び上がる前の姿を撮っている。
▲ 半分程度が桃色の花糸を持つおしべばかりが目立つ、めしべは白い。▼
▲ 短い萼筒から、長い花筒が伸び、そこからおしべの束が突き出ている。
おしべは基部で合着している。▼
▲ 蕾からおしべが出始める頃。数時間かけて真っ直ぐに伸びてゆく。▼
▲ この状態でめしべを探すのは至難だ。▼
(2021.07.10 王子町)
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明石公園の北、伊川に抜ける折に通る道すがらのネムノキ。
(2021.10.07 玉津町)
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葉は散り落ちはじめている。
幾つもの果実が下がっているのが見通せるほどになった。
ここにはネムノキの大樹が多く育つから花の頃には訪れないといけない。
(2021.11.14 三木山)
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クヌギなど雑多な樹が雑然と育つ場所にネムノキ。
(2021.12.06 硯町)
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ネムノキ(合歓木) マメ(←ネムノキ)科ネムノキ属 Albizia julibrissin
(2021.12.16 硯町)
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【昔話幾つか】
山の歌 ネムノキのこと カリアンドラ・エマルギナタ
カリアンドラ・ハエマトケファラ/カリアンドラ・エマルギナタ
▲ 花糸の濃いネムノキの花 ▲
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今年の合歓木 去年の合歓木 去年撮った緋合歓 葉が落ち始め、果実が下がり始めた頃
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