この花は雑草とは言わない。
それでも花壇の花にはなり得ない。
だから野草なのだそうだ。
野辺に咲いているこの花を見ると、何故野辺に咲いているのだろう?と訝る。
花壇に植えたくないだけのことのようだ。
花壇に植えないけど雑草では無いから野草??毎年の事だけれど、面白くない。
▲ 筒状の花被片は6裂、内花被片、外花被片共に3 ▼
▲ おしべは3本、めしべは1本で柱頭は3裂、先端部分はさらに2裂する。▼
(2021.06.14 北王子町)
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(2021.06.23 林崎町)
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▲ めしべの柱頭は3裂、先端でさらに2裂する。▼
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
アヤメ科ヒメトウショウブ属 Crocosmia x crocosmiiflora
ヒオウギズイセン(Watsonia borbonicaなど)とヒメトウショウブ(Crocosmia pottsii)との交配種
(2021.07.20 貴崎町)
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▲ 果実 果実は多いが、種子が出来るのは少ない。▲
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ヒメヒオウギズイセン ヒメヒオウギ ヒオウギ ワトソニア
綺麗な花色と美しいシベですね。
花被片の内側の模様も美しく素敵です。
果実もたくさんついて・・・すごいです。
でも果実がたくさんあるのに種子ができるのは少ないのですね。
また一つ知らないことを知ることができました。
ありがとうございます・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
何処にでも広がってしまうのは、その球根の所為だと思います。
花が幾つも列をなして咲くし、歪な果実が同じ数だけ出来るのですが
意外な程結実しているものは見つかりません。
種子を作るエネルギーを控えて、球根で増え続けることを選択しているのかと思います。