うつぎの花、空木の花。
うのはな、卯月の花、卯の花。
▲ ウツギの萼、新しい枝や葉表には星状毛が多いからザラつく。
葉の鋸歯は小振りで目立たないが、短い糸状になっている。▼
▲ おしべは10本、花糸は独特の姿で葯はその先についている。
この独特の形は、マルバウツギやヒメウツギにも通じる。▼
▲ 「王冠」に囲まれためしべは3(~5)本、果実が出来るとその花柱はいつまでも残る。▼
ウツギ(空木 ウノハナ 卯の花) アジサイ(←ユキノシタ)科ウツギ属 Deutzia crenata
ヤエウツギ Deutzia crenata form. plena(=Deutzia crenata f. candidissima)や
サラサウツギ Deutzia crenata f. plenaは ウツギの変種に位置づけられている。
(2019.05.29 須磨離宮公園)
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▲ ウツギの果実 花柱が残っている。
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めしべの花柱が残る果実 マルバウツギ ヒメウツギ 去年のウツギ ウツギ・ヒメウツギ
ウツギ(空木 ウノハナ 卯の花)の果実
ウツギ・・・綺麗が画像を見させていただきながら
わからなかったところが良く理解できました。
王冠に囲まれる雌しべは3~5ですね・・・
葉の縁にあるのは短い糸状の鋸歯ですね・・・
果実ができると花柱はいつまでも残っていますね・・・
自分の画像からは雄しべの王冠の形が少しもわかりませんでした。
こちらで見させていただくと可愛い王冠がとても良くわかります。
次の機会には王冠やガクや葉裏や新しい枝をよく見て撮ってみたいです。
色々ありがとうございました。
最近ではいつも心がけているのですが、花を撮る前に何か違った所が無いだろうか…と
暫くはカメラを向けないようにしています。
カメラを被写体に向けると見える視野が狭くなってしまうので
少しだけでも自分の目で見るようにしています。
そうすると花全体にも目が慣れるし、花の一部分の面白さも見える気がします。
画像に残すのはそれからでも遅くは無いですからね。
めしべの花柱も、果実の頃には3本以上残っているものも多いので、
4、5本のものもあるだろう…と感じます。
「王冠」の造りも、ヒメウツギとの違いも花の一つ一つを見比べると見えてくるでしょうね。