ナズナが春のように広がっているキャベツ畑。
次々と三味線の撥も弾けて種子が零れている。
▲ 混み合って咲きすぎている。▼
▲ ナズナもアブラナ科、花弁は4枚、真ん中に柱頭の目立つめしべが1個。
おしべはめしべを取り囲んで4本と、少し離れて左右に2本。▼
▲ 花は茎頂に蕾をつけて上に咲き上がる。花序は散房花序。
その為に花柄は左右に広がり、果実が出来る頃にはかなり間延びした姿になっている。▼
▲ 風に揺れ、他の果実にぶつかって「撥」は左右に分かれて種子を零す。▼
▲ 未熟な果実は緑色を残しているが、種子が透けて見える。▼
▲ 果実が左右に割れて、後に乾燥して白くなる薄い膜の両側に種子が集まっている。▼
▲ 混み合って育っているから、未熟な果実は少しの刺激でも割れる。▼
▲ 左右に分かれて落ちた果殻と種子の後には、白く薄い膜状のものが残る。
この両側に種子がついていた。▼
(2019.12.23 松江)
☆
ホトケノザが咲き、タネツケバナが咲き、ナズナが揺れている。
ナズナ(薺) アブラナ科ナズナ属 Capsella bursa-pastoris
(2019.12.16 北王子町)
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今年のロゼット・幼苗 秋の花 冬の果実 冬のナズナ 春のナズナ
こちらではたくさんのナズナがありますね。
お花の一つ一つがとても美しいですね。
その美しい花弁の中から見えてくる果実が何とも素敵です。
三味線の撥のような果実の色々な姿が
手に取るように...良くわかります。
このように弾けるのですね。
左右に分かれて落ちた果柄・種子…
最後に残る果柄の一部(白い膜状のもの)までが愛おしくなりました。
見れば見るほどに素敵なところがいっぱいですね。
ありがとうございました。
そんな場所など私には不要で、撮りたいものが自分勝手に撮れる場所だと思っています。
秘密にしないといけないような場所もあるのでしょうが、これも無縁。
あっ、面白そうだから自分の知っている場所で撮って来よう…とまあ、
気兼ねなく足を運べる場所があると良いですね。
ありふれたペンペングサも、見どころは幾つもある様です。