HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

イチョウ2

2015-10-05 | 秋 樹木 果実・葉

イチョウ実(本当は種子なのだが…)
銀杏、ギン・アンの転訛、ギンナン。
樹下に散らばる少し皺が目立つ橙色の果肉(本当は種皮なのだが…)はとにかく臭い。
銀杏拾いの方たちのお目当ては果肉に覆われた中身だけだから
それを確保するために削がれたものが残されて余計に臭いを増幅する。






雌株に銀杏、その横に雄株。



この実が落ち尽くす頃前に、見事な黄葉になる。

イチョウ(銀杏、公孫樹、鴨脚樹)
 イチョウ科イチョウ属 Ginkgo biloba
(2015.10.03 須磨離宮公園

【イチョウの実は種である】
イチョウは裸子植物、と言うことは種子が心皮に覆われていないと言うこと。
固い殻の部分は中種皮、薄い渋皮は内種皮、食べている部分は胚乳と胚に当たる訳で
「銀杏」は胚珠が大きくなったもの、つまりは種子ということになる。

イチョウの冬芽を観察すると短枝が殆ど成長していない事が解る。
葉は叉状脈(二叉脈)で網目状にはならず、途中で枝分かれしながら葉縁に達する。

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今年の銀杏



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