昭和43年入部の同期の山仲間とは、飽きることなく毎年5月の連休後に
一泊で旅するようになってもう何年になるのだろう。
四年前にはそれにも飽き足らず?秋にも歩こう…と、三朝・三徳山に行った。
豪快な投げ入れ堂のある場所だ。
とにかく元気だけは有り余っているメンバーもいるけれど
脳梗塞から再起した二人も一緒。
それでも投げ入れ堂までの道を往復した。
そこで撮ったのがダイモンジソウ。
最近では卒業年度で5年違う先輩・後輩合わせて9人で山歩き、今日は六甲での「合宿」
同期三人が揃うと懐かしいメンバーたちの顔が浮かんだ。
来年春は、能登半島の予定になっている。
おしべ10、めしべの花柱は2、黄緑色部分は花盤
結実しためしべの花柱は伸びて少し離れる
長く伸びている花茎には細い線形の苞が見える。
ダイモンジソウ(大文字草) ユキノシタ科ユキノシタ属
Saxifraga fortunei var. alpina(= Saxifraga fortunei var.incisolobata)
幾つかの記事では、5枚の花弁が鋸歯のように切れ込みのあるタイプが報告されている。
ミヤマダイモンジソウの品種(Saxifraga fortunei var. incisolobata f. serrulata)で
「キレベンダイモンジソウ」なる種類も紹介されている。
類似の「ジンジソウ」は、下の花弁2枚が内側に寄っているので「人」に見えるからとのネーミング。
大昔、伊豆下田で撮ったハルユキノシタに似ている。
(2017.09.29 六甲山)
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ダイモンジソウ (2013.10.28 三朝・三徳山)
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ジンジソウ ハルユキノシタ
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ダイモンジソウ
白いお花のダイモンジソウ・・・
やっぱり雰囲気がだいぶ違いますね。
ジンジソウやハルユキノシタですか。
色々あるのですね。
たぶん、出逢ったことはないと思います。
見させていただきありがとうございました。
同じようにダイモンジソウやジンジソウも咲く花にはそれぞれの個性があるようです。
「人」に見えるダイモンジソウ、「大」に見えるジンジソウ、
見ていると面白いのでしょうがユキノシタのようには見慣れた花ではないですね。