HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

マルバデイゴ(丸葉梯梧)

2017-06-21 | 夏 赤・桃色系

高倉台から須磨離宮公園まで歩く。
かつて高倉山と呼んでいたところを切り拓いて作られた造成地。
今も仰ぎ見ると、その一番東に作られた見晴台が見える。
六甲縦走路はそこから階段で団地の中に一旦下り
団地を抜けて横尾山への階段道を上り直すことになる。

山通しに歩けた昔日の山歩きは遠い日々のことになっている。


【番外】栂尾からの南西望、須磨・鉢伏、旗振を経て高倉の山塊と遠く淡路島・明石海峡大橋を見はるかす。




萼から飛び出した蕾の状態は、熱帯の鳥「Toco toucan・大嘴」似だと言われている。
この樹の学名「crista-galli」は「鶏のとさか」の意味だそうだから、宜なるかな。


本来は上にある筈の旗弁が下にあるのは、花序が捩れている為。





これだけの花が咲いても果実がぶら下がっているのを見たことが無い。

マルバデイゴ(丸葉梯梧)
マメ科デイゴ属 Erythrina crista-galli 'Maruba-deigo'
アメリカデイゴ(アメリカ梯梧)
 Erythrina crista-galli
別名のカイコウズ(海紅豆)は、もともとナンバンアカアズキを指す
誤ってアメリカデイゴに当てられ、今では多くが別名として採用している。

(2017.06.19 須磨・高倉台)


普通に咲いている花の向きとは上下が逆さまになっている
マルバデイゴ・アメリカデイゴ詳解図

 
左は須磨で植栽されている「アメリカデイゴ」、葉は丸い。
右はアメリカデイゴとして区別しているもので、葉の幅は丸葉に比べて細長い。
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須磨の「アメリカデイゴ」 アメリカデイゴ マルバデイゴ  ヒシバデイゴ


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