チャイコフスキー、ロシアの作曲家。
6つある交響曲の中では、第5番が好きだった。
秋の頃、三号館の西に広がっていた畑の向こうに沈んでゆく夕陽を見ながら、
山之内記念図書館の横の砂利道を下って、明中池の堤体に抜ける。
その時には、ブラームスの2番かチャイコフスキーの5番の旋律が出てきた。
あの辺りでは、いつも誰かが詩人になっていた。
陰鬱な気分がいつも澱んでいた受験勉強の頃にも、
いつもと変わることのない仲間たちとの明るい会話は続いていた。
この曲にはやはり、もの悲しさと少しばかりの快活さを感じたものだった。
太寺辺りの田んぼはもう殆ど無くなって、秋の田園を感じることはない。
チャイコフスキー Tchaikovski モダンローズ(S) 2000年フランス メイアン c15
(2011.05.25 須磨)
秋のチャイコフスキー
別冊・須磨の春薔薇アルバム フォト・チャンネル81663
--------------------------------------------------------------
記事中、アンダーラインの部分は、関連画像へのリンクが設定されています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます