一年前にも、長谷池の近くと、天津の森で冬芽を撮った。
花の頃には来ていないから、また同じ場所で冬芽・葉痕を撮っている。
花の内部を必死?で撮ったのはもう10年以上も昔。
ひらひらと白いハンカチが揺らぐ季節には人が多くてその樹の側にはでかけていない。
今年の夏はどうだろう…。
そんな感想を去年書いた。
それから一年の間、この場所には足を運んでいないから
全く同じ感想しか出ない。
何も変わりないままに一年が経っている。
ハンカチノキ ヌマミズキ(←ミズキ)科ハンカチノキ属 Davidia involucrata
かつてはダヴィディア(ハンカチノキ)科ハンカチノキ属、一科一属の木と言われていたが
ニッサ科(オオギリ科、ヌマミズキ科)、ミズキ科、ハンカチノキ科などなど分類は固定されていない。
(2019.02.21 森林植物園)
☆
ハンカチノキの花、目立つ「白いハンカチ」は、花弁ではなく総苞。
花弁は退化して、おしべ多数、めしべ1の両性花(花柱は5裂?)、或いは果実の出来ない不完全な花(雄花)が咲く。
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去年の冬芽・葉痕 三年前の冬芽
葉痕がこのようにはっきりと...とても素敵ですね。
雄しべも雌しべもはっきりと見えて素敵です。
今年もハンカチがひらひらする頃が待ち遠しくなりました。
こいもも雄しべや雌しべを綺麗に撮れたらと思います。
それでも風が余り吹かない日などは、花を撮りに出掛けた…と思うのですが
高木だったのか、画像は殆ど残っていません。
ヒコバエには冬芽・葉痕は残っていても、花が咲く事は期待薄ですからねぇ。
手近な位置にヒラヒラが見られることを期待しましょう、楽しみです。