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花が終わらないと果実は出来ない
場所の目印は、覚えていても一年経つと忘れている
今年も似た花、似た果実に惑わされて帰ってきた
だから画像だけで特定しようとすると、記述された情報との微妙な違いに惑わされるし
もう少し詳細に…と思っても「実物」は目の前にない
オオバスノキ(大葉酢の木) ツツジ科スノキ属 Vaccinium smallii
(2009.07.20 栂池)
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【手持ち図鑑からの幾つかの情報】
①アオジクスノキは、別名ヒメウスノキ 葉の展開前に花が咲き、枝には明瞭な四稜、果実は赤、樹高は30センチ程度
②マルバウスゴは、別名シコクウスゴ 葉縁に細かな鋸歯、両面ともに無毛、樹高は1メートル程度
標本に「剣山」とあったために学名にも四国がつくけれど、栗駒山系の剣山の誤認と言われている
③クロウスゴは、紅色を帯びた花、果実は紫黒色に熟す 葉には葉柄がなくほぼ全縁 若い枝は赤褐色で明瞭な四稜がある
やや扁平な花をつけるのは、ミヤマクロウスゴと区別されている
④クロマメノキは、枝に稜はない 花ははじめ赤味を帯び次第に淡い黄緑色に変わる
⑤ウスノキは、別名カクミスノキ、アカモジ 花、萼筒には稜があり角ばっている 葉には明瞭な鋸歯があり、花色は赤みを帯びた黄緑色、果実は赤
⑥スノキは、別名コウメ 樹高は2メートル近くになる 花は赤みを帯びているものが多い 葉は楕円で先端は尖り、縁には細かい鋸歯
⑦オオバスノキは、スノキと比べ花も葉も大きい 果実は紫黒色に熟す
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