まだトウネズミモチは咲いていない。
少し花が疎らなネズミモチが咲きにおっている。
プリペットはその後の調べでコミノネズミモチ(シナイボタ)とした。
おしべの葯の違いで区別している。
▲ イボタノキ、プリペットとは葉の質で区別している。▼
▲ ネズミモチとトウネズミモチ、葉を光に翳せば何とか区別がつく。
ネズミモチの葉脈は殆ど見えない。(参考図再掲 ↓)
(2018.06.02 須磨離宮公園)
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望海浜にある公園とマンションの境の生け垣。
潮風にも強いのだろう。
▲ 開花して直ぐに花弁は反り返る。イボタノキは平開するが反り返らない。▼
▲ 膨大な花粉量、蕾の頃から訪花昆虫も多いから花筒がかじられていたりもする。▼
▲ 花期にはあまり近寄りたくない程の匂いが漂う。おしべの葯が目立ち、めしべは白く控えめ。▼
ネズミモチ(鼠黐) モクセイ科イボタノキ属 Ligustrum japonicum
(2018.05.22 船上)
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▲ 葉裏から光を翳すと、上のトウネズミモチは葉脈が透けて見える。
下のネズミモチの方は、葉脈は殆ど見えない。▼
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▲ プリペットとしてきたもののうち、葯の色が薄桃色から紫がかったものはコミノネズミモチ(小実鼠黐)
学名表記はLigustrum sinenseで、シナイボタ、チャイニーズ・プリペットとされているそうだ。
イボタノキ(水蝋樹・疣取木)と同様に、葉の質はやや薄い。
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ネズミモチの冬芽・葉痕 ネズミモチの果実 ネズミモチの花 トウネズミモチの花
ネズモモチとトウネズミモチ
綺麗な画像を見せていただきました。
ネズミモチも見どころがいっぱいで
何処を見てもとっても興味深いです。
色々と目を向けながら憶えていこうと思います。
イボタノキは今年も見逃してしまいました。
「プリペット」ですか・・・
『葯の色が薄桃色から紫がかったものはコミノネズミモチ(小実鼠黐)』ですね。
とても素敵ですね。
たくさん見させていただきました。
ありがとうございます(*´▽`*)
写真撮ってるだけだから、名前なんて…と仰る方も多いですが
やはり名無しではまずいのか、調べないといけないのか、名前覚えるのが面倒だそうです。
撮った画像と名前を単純に当て嵌められるものばかりでは無くなってきたので
やはりこつこつ自分の範囲で調べると言うことが近道のように思います。
細かな違いも時には覚えないと正しい名付けには至らない。
不明が多くてもやはり撮ったものは大事にしておきたいですね。