HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ノブドウ(野葡萄)

2016-09-05 | 秋 樹木 果実・葉

いよいよ色づいた果実が増え始めた。
中には緑も混じっている。
ノブドウの果実がいろんな色になるのは『虫こぶとなったための着色』…と説明される。
異常に膨れた果実もそうでないものも、しっかりと種子は出来ているから
虫こぶ=種子が出来ない という図式にはならない。


まだ緑の果実、それでも歪な球形も幾つか見える。
この時点ではどれが寄生されているか、つまりは「虫コブ」なのかはわからない。



右隣の緑色と比べると確かに異常に膨れている。

水色に変わりつつある果実。


乳白色から水色に変わっている。

赤紫色はさほど大きくは膨れていない。

この赤紫や緑の一部は大きく膨れている。

この赤紫や緑の一部は大きく膨れている。

乳白色は見られないけれど、一番色彩が豊かな画像。



ノブドウ(野葡萄) 
ブドウ科ノブドウ属 Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
(=Ampelopsis glandulosa var. brevipedunculata
(2016.09.04 林崎町)

ノブドウの果実、虫コブの説明は次の様に書かれている。
ノブドウの果実は球形の液果、帯白色で気孔があり、淡紫色を経て熟して空色になる。
アブラムシやハチなどの昆虫などの寄生によって、植物の葉・茎・根などの組織が刺激され、
異常に発達してこぶ状あるいは特殊な形状となったもの。
二つの説明だけではノブドウの果実の色が虫コブによるもの…と言う説明にはならない。
もっと言えば、虫コブだから種子が出来ない…と言う事にもならない。
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ノブドウ エビヅル アオツヅラフジ ヤブガラシ



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