ネジレバナ、ネジリバナ、ネジノハナ、モジズリ、ネジバナ。
幾つもの名前で呼ばれる花に、幾つもの記憶が詰まっている。
最近では、どら猫さんとの出会いの花になっている。
毎年、大船植物園の出会いのシーンが懐かしいのは、大船が遠くなったからだろう。
一番遠い記憶は、舞子駅の駅堤の東斜面に咲いていたネジバナ。
周辺は明石海峡大橋が出来、すっかり変わってしまったけれど、駅堤の雰囲気はさほど変わっていない。
何年か前に舞子ヴィラで開かれた還暦同窓会の折に下車した。
秋だったけれど、改札とは逆の東端まで歩いた。
捻れて咲くから、ネジレバナ、ネジリバナ、気障にモジズリ。
最初に覚えた名前だから、私にはやはりネジバナがしっくり来る。
両手を腰の辺りで広げて踊っているような、少しひょうきんな姿。
(2010.06.28 玉津)
雄しべの葯は薄い黄色、何故か花弁の上に飛び出している。
ネジバナ(捩花) ラン科 Spiranthes sinensis var. amoena
別名はモジズリ(捩摺)、学名のスピランセスは螺旋状の花の意味。
画像5枚追加 (2010.06.30 須磨)
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ネジバナがきれい!ねじれているところや花の隅々までぐっと迫ってきてルーペでのぞいているようです。
中はどうなっているのかどうしても見たくなるのでそれが解決されたようですっきりします。
何度も写してみますが全然うまくなれないです。
だからすぐに抜かれてしまうようです。
ただ、花茎が伸びていると根の方もかなり伸びていて、
深く掘ってやらないと根を傷つけてしまう。
やはり野に置け…だと思う花ですね。
下向きの花の中を撮るのは、場所選びが必要ですね。
植木鉢に植えて、360度動かせれば良いですけれど…。
私はかなり平気で地面に腹ばいになります。
雑草とつきあうのに、きれいごとでは済まないので、身なりには無頓着、女房殿に叱られています。