雑草のなれの果て
だから毎年撮っている…と、去年書いた
そうですね、きれいな花のなれの果ては撮る気がしないけど
エノコログサの茶色は撮ってしまいますね…
そう言われて、そうだなぁ~と妙に納得していた
今年はまだまだだから、何度もまた撮るだろう
上は、途中で折れ曲がって小穂が下を向いている画像
花序の枝の節には有柄、無柄の小穂が2個対になって着く
無柄の小穂は目立つ芒がある
小穂の基部には芒よりは短い綿毛が多数着いて風に吹かれて果実を飛ばす
(2012.09.19 須磨離宮公園)
☆
果実が出来ている小穂は綿毛で風に飛ばされる
だから周囲はいつの間にかメリケンカルカヤ畑になる
今でも時折、江ノ電と湘南道路に挟まれた七里ヶ浜の空き地に広がっていた
メリケンカルカヤが夕陽に輝いていた光景を思い出す
(2012.10.15 北王子町)
☆
須磨の雑草畑のメリケンカルカヤ
植物園の中で殆ど手つかずの場所
メリケンカルカヤ(米利堅刈萱)イネ科メリケンカルカヤ属 Andropogon virginicus
(2012.10.20 須磨離宮公園)
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去年のメリケンカルカヤ 七年前のメリケンカルカヤ
絹のような美しい綿毛がふわっと出ていたので一応写真には撮っておきました。
これは中々いいですね。
なんということもないのですがこの一群が広がっていると壮大な感じがしました。
秋の楽しみのひとつに加わりそうです!
だから最近では気にいったものだけを何度も撮っている気がします。
特に枯れ野に広がる雑草のなれの果て…と言うのがしっくりきます。
きれいな画像…にはほど遠い、ナントイウコトモナイ画像にしかならないのですし、
老いを感じてしまう画像だと揶揄される事もあるのですが、気取った画像よりはしっくりとくる気がしています。