キンシバイですよね、そう聞かれた。
そうですね、そう答えた。
今日はショウブも見られたし、薔薇も咲いていたし、良い天気だったし…と
初老のお二人連れは嬉しそうだった。
東門を出る時にこの花をご覧になって、帰路につかれた。
月見山までご一緒させて頂いた。
(2018.05.27 須磨離宮公園)
☆
みんなまとめて「キンシバイ」である。
それぞれの特徴を滔々と話し始める人がいる。
聞いていると全てを聞き終えないとよく分からない。
言葉で色々説明されても駄目なものは駄目だ。
しっかりと現物を目の前にして話して貰わないと…。
だからみんなまとめて「キンシバイ」である。
ところが「違います、ヒペリカムです…」などと平気で言う人もいる。
ヒペリカムでもキンシバイでも、まとめてしまえば同じだ。
ヒペリカム・パツルム ヒドコート(ヒデコート、ハイドコート)
オトギリソウ科オトギリソウ属 Hypericum patulum 'Hidcote'
キンシバイ(金糸梅) Hypericum patulum
ビヨウヤナギ(美容柳/Hypericum monogynum = H. chinense)
(2018.05.21 中八木)
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去年のヒペリカム・ヒドコート キンシバイ
ビヨウヤナギ(美容柳、未央柳) ヒペリカム・カリシナム
タイリンキンシバイ…と~っても美しいですね。
雄しべの一つ一つや雌しべの先端まで・・・
花弁のヒラヒラまではっきり見てとれます。
こんなに綺麗なのですね~
そしてキンシバイの素敵なことったらびっくり~~~
こちらで見させていただきゼ~ッタイ見たくなりました・・・
たいていは金糸梅と書かれているようですから
いつの間にかその呼び名が普通になっていますね。
幾つもの種類があっても呼び名で区別することなど
植物に関わっていないと余り関心は無いでしょうから。
タンポポだって、桜だって、花菖蒲だってみんなまとめてタンポポ、桜、花菖蒲。
ただ、自分好みのきれいなもの、美しいものは区別して覚えておきたいです。