HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

イソギク 2

2010-11-24 | 秋 黄色系

典型的なイソギク、そう思っていたけれど、短い花弁が出ている。
ここは典型的なイソギクが咲いていたし、ハナイソギクも一緒に咲く場所。
その二種から、短い花弁の交雑種が生まれた…と考える。
近くには、家菊類は咲いていないけれど、飛んでくる昆虫類は多い。
かくして、どこまで追いかけるか…が、この場所のイソギクでも続きそうだ。


蕾だけ見れば、典型的なイソギク…だった。


  
ごく僅かに、花弁が見えているものが増えた。
  


ごく僅かに花弁が出ている。色は白だけではなく黄色も混じる。
【参考画像】 去年のタイプ別分類  舌状花白TYPE D  舌状花黄TYPE D
  
これは、典型的な(?)ハナイソギクと呼ばれているもの。
(2010.11.18 田町)


  

  


(2010.11.24 田町)
ハナイソギクと思えるキク 去年まとめた「イソギクのおと」 
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2 コメント

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野の花のいろいろ。 (林の子)
2010-11-25 10:48:30
野の花は、栽培されているものの原種だったりするわけで、
幾つもの変化があるのが面白いですね。
イソギクは「磯に多く咲く菊」だったのでしょうが、
海岸近くの自生地から次第に栽培される菊の近くにも植えられたりして、
今では庭先で普通に見られるようですね。
昆虫類は幾つもの菊の花粉を運んでくれるので、少し離れていても、
他花の花粉は十分貰えるでしょうから交雑種が生まれる。
三年ほど遮二無二、舌状花のタイプ分類をしましたが、ほぼ安定的な姿が確認出来たので、
今年はのんびり撮っておこうと思っています。
イソギクに明瞭な白い舌状花があるタイプは、昔から「ハナイソギク」と呼ばれていましたが、
黄色い舌状花があるタイプは「サトイソギク」と呼ぶサイトが増えました。

まだまだ野の花には、気がつかない幾つもの変化があると思います。
学術的なことも大事だと思いますが、アマチュアの範囲で、
楽しんで行きたいと思っています。
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イソギク (とんちゃん)
2010-11-25 08:53:22
イソギクの花の変化をこちらで見ていて私も見てみたいと思っていました。
それが昨日の散歩であったんです!
臨海公園には野菊はないから自然交雑なんてありえないと思いつつ歩いていたら見つかったんです!
不謹慎と思われるかもしれませんが望んでいたので白い花弁が見えたときにははっとしました。
すぐお隣に白い野菊が生えていてイソギクにも白い舌状花がありました。
何年も通っていて初めて目にしました。
気がつかないだけだったのかもしれませんが・・・
こんな発見があると散歩にも拍車がかかりました。
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