色づき始めたイチョウの葉、だけれど
元々は緑色の葉。
色付いてきたと優雅に話すけれど、落葉前に緑が抜けて黄色が目立ちはじめている。
科学的な話など秋色を愛でる人には無用かも知れない。
▲ 秋の雲、その下で色付き始めている。▼
(2020.11.05 明石公園)
☆
▲ 秋の空 ▼
▲ 秋の色 ▼
イチョウ(銀杏、公孫樹、鴨脚樹) イチョウ科イチョウ属 Ginkgo biloba
(2020.11.06 明石西公園)
☆
秋も深まると、落葉の前に緑色の色素が分解されてなくなり
糖やアミノ酸がどんどんと葉にたまってきます。
ところがイチョウの葉には、アントシアニン(紅色の色素)を合成する遺伝子がない為に
葉は黄色く色付いてきます。
元々葉には黄色と緑の色素が含まれているのですが、葉が緑だった頃には
黄色が含まれる色素が少なかった為に目立たなかっただけです。
--------------------------------------------------------------
イチョウの葉 今年の銀杏 緑葉
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます