HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ニーレンベルギア・カエルレア

2009-05-26 | 春 白色系

南米アルゼンチン原産
へら状の葉を持つギンパイソウ(銀盃草 Nierembergia repens)も同属
こちらは、深い切れ込みのある葉を持ち
薄紫などに加えて、白花種など幾つかの花色が売り出されている
けれども、次々登場する「新種」は作り出されたもの
その名前に一つ一つ学名を当てはめることなど無意味になりつつあるし
学名の一部だけを花の名前として使うことへの抵抗もなくなってしまっている



 

ナス科ニーレンベルギア属 Nierembergia caerulea
園芸種名までは知らない
ギンバイソウ(銀梅草/ユキノシタ科・Deinanthe bifida)は別種
(2009.05.20 明石西)








ナス科ニーレンベルギア属 Nierembergia caerulea(=Nierembergia hippomanica)
【私見的蛇足】
この色が基本種で薄青、薄赤紫など土壌の影響を受けたのか…と思える色も咲く
白花種には「モンブラン(何故か、モンテブランコと呼ぶ人も多い)」の園芸品種名がつけらているし
下の紫色には「パープルローブ」と名付けられている…そうだ。

サントリーが幾つもの花を作り出している中にもこの白花種が含まれていて
花壇ではどれがどれか分からない。
改良されて花数が増え、彩りのある種類が作られ、それにまた凝った名前が付けられる。
園芸種が好きになれない一番の理由だが、ガーデニング・ブームとやらはお構いなしで次々…だ。
かくして私の買ったのはこの名前でしたから…と、名前の混乱があちこちで起きている。
だから、ここでは無用な混乱を避けるために「園芸種名」の表示はしないように…となった。
覚えた人たちからの抗議に一つ一つ付き合うのは時間の浪費だと思うからだ。
植物園ではその一つ一つに「作出者・生産者・販売者・商標」まで
正確に表示しないといけない時代になったから
時には作り出した会社名まで表記されるようになった。
「作品」なのだから、登録商標まで表記しないといけなくなったのだろう。
「園芸品種名」をことさら正確に表示することは無用だ…という考えは
今のガーデニングブームには受け入れられない。
だから、私は園芸趣味を捨てた。

青紫色 画像追加 (2009.05.24 明石西)
_________________________________________________________________________________________________________________



コメントを投稿