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モトローラ、7-9月の純利益9倍 特徴的な製品展開が奏功

2010-11-01 |  モトローラ



 米モトローラの7-9月(第3四半期)決算は、携帯電話事業の回復に伴い売上げが前年同期比12.8%増の48億9千万ドルを記録。

 営業利益は赤字から黒字に転換、純利益は同9倍の1億900万ドルとなった。


●製品展開が奏功

 同期はフィンランドのノキア・シーメンス・ネットワークスに売却したネットワーク事業の業績を非継続事業扱いとしているが、これを加算すると四半期売上げは58憶ドル、前年同期比6%増となる。

 携帯電話事業は、売上げ前年同期比20%増、前期比でも18%増と力強い伸びを示した。原動力となったのはスマートフォンだ。同期の携帯電話出荷数は910万台で「前期比では80万台増。

 このうち、スマートフォンの出荷台数は380万台、前期よりも110万台増えた。「アンドロイド」OS搭載最新モデル「DROID2」や、中国の3大キャリア向けに開発した端末新製品。

 さらに防水、防じん性に優れた「DEFY」など、特徴的な製品展開が奏功した。

 もう一つの中核事業であるエンタープライズ・モビリティソリューションズ事業も増収。同期は、連邦政府と、サンフランシスコ湾岸地域の共同体に私設ブロードバンドLTE通信網を提供するなどの主要契約を締結している。




【記事引用】 「2010年11月1日(月)/2面」


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