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中国ZTE、ブラジルのEMSセレスティカの工場を買収 南米のスマートフォン需要増大に対応

2011-08-19 |  その他



 契約者数が増加の一途をたどる南米で、携帯端末生産増強の動きが強まっている。ブラジルでは、中国の通信機メーカーZTE(中興通訊)がカナダのEMS(受託製造サービス)企業セレスティカの工場を買収した。

 ZTEは、サンパウロにある同工場敷地に新たに製造棟を新設することで、南米のスマートフォン需要に対応する。


●携帯の国内需要増加

 同工場はサンパウロ州にあり、09年半ばに閉鎖され、その後は未使用になっている。

 ブラジル政府は最近、販売税の削減を提案。いくつかの州で製造された工業製品については、従来の15%から3%へ減税する考えを示していた。

 また、ベネズエラ政府は携帯電話の国内需要が増加しているとして、国営企業ブイテルカの携帯電話年産能力を200万台に引き上げる計画を明らかにした。

 科学・技術・中間産業省のリカルド・メネンデス相は、最近拡張されたファルコン州の同工場での年産能力を120万台としていた。同工場は09年、中国ZTEとの合弁として設立された。




【記事引用】 「電波新聞/2011年8月19日(金)/2面」


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