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中国ZTE、スマートフォン販売で攻勢 上半期、500万台の世界販売を達成

2011-08-13 |  その他



 中国の中興通訊(ZTE)がスマートフオン販売で攻勢を掛けている。

 同社は今年初め、スマートフォンを強化する「スマートターミナル戦略」を打ち出しており、今年上半期、世界で500万台の販売を達成した。前年同期比400%増というハイペース。


●国内最大の売れ行き

 スマートフォンでも特に同社が強化している「ブレード」シリーズは、世界50ヵ国80社以上の通信事業者に採用されている。

 中国だけで1日平均1万6千台を販売、アンドロイドOS搭載スマートフォンとしては国内最大の売れ行き。世界では既に250万台の販売実績があり、今年は500万台が可能という。

 同社がスマートフォン戦略で当面の目標とするのが、韓国のサムスン電子。同社のスマートフォン「ギャラクシーSⅡ」は、5月の発売後3カ月足らずで販売台数500万台を突破する人気商品。

 一方で、上半期に前年同期比300%増の販売台数だった米国市場では、モトローラやHTCの動きを見極めながら戦略を展開する。

 また、ZTEが10日発表した今年上半期の売上高は373億5千万元(約4478億円)で、前年同期比22%増、純利益は同12%減の7億6852万元だった。

 市場拡大での戦略変更と製品構造の変更、ソフトウエア販売で税の払い戻しがペンディングになっている点などが減益の要因。国外販売は208億元で同36%増、全売上げの56%を占めた。




【記事引用】 「電波新聞/2011年8月12日(金)/2面」


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