圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

お雑煮について

2007-01-02 20:04:42 | 日記
お正月に食べるお雑煮といえば・・・場所によって様々なものがある。お雑煮は神様にお供えしたお餅に海の幸・山の幸を入れて出来たもの・・・と何かの本で読んだ。私が小さい頃から食べていたお雑煮は、汁は透き通っていて大根・人参・里芋・小松菜・かしわ(鶏肉の事)・に丸いお餅が入っていた。東京は、お餅は四角いお餅をよく使うらしいが他は熊本で食べてたものと同じだ・・・びっくりするお雑煮に出会ったのは、ミクロンと結婚して初めてミクロンの実家でお正月を迎えた時のことだったミクロンの実家は香川県・・・元旦の日にミクロンのお母さんが出してくれたお雑煮は白味噌仕立てだった。ふーん香川はすましじゃなくて白味噌なんだ~と思った。お餅は馴染みのある丸だったのでホッとしたところが・・・お餅を食べた瞬間!中から何か出てきた甘ーいあんこだった私はてっきり、同じ入れ物にあったあんこ入りの丸いお餅と間違って入れちゃったのだろうと思って・・勇気を出して「おっおかあさん!これあんこが入ってる・・」と言った。すると「そーなんよ!こっちのお雑煮はあん餅を使うんよー」と言った。「えっお雑煮にあんこ入りのお餅なんてありえない~」と思いながら・・・カワイイお嫁さんでないとと思い我慢した。私の頭の中では、おしることお味噌汁が戦っていて和解して手をつないだような気がした。お願いだから手をつながないで~と叫んでいたでも食べなければ・・・お餅の中のあんこが外に出ないようにして、お餅を食べる時は、これはおしるこなんだと思い汁を飲む時は、これはお味噌汁なんだと言い聞かせ全部食べたすごい自分との葛籐だった。「意外とおいしいでしょう?おかわりあげようか?」と微笑むお母さんに「んっと・・・もうお腹一杯になりましたごちそうさまでした」と笑顔で答えた・・大変なとこに嫁いでしまったのだろうか・・・とその時はマジで思ったでもそれ以来、私にとって・・・このありえないお雑煮を口にすることはないので安心しているいろんな郷土の味があっていいけれど、やっぱり好みっていうのも確かにあるな~と思ったのでした。今では、ちゃんとお母さんにあんこ入りは・・私・・ちょっと苦手なの~と言えるようになったから・・・ミクロンの実家でのお正月でも大丈夫です


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