■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月3日 ◆「薫陶」とは ◇司法書士の仕事をご存知ですか? ◇評判の良いブログ
「老いぼれていては困ります」
お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。
お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。
■【けふのつぶやき】
◆ 「薫陶」とは
経営コンサルタントとして「生涯現役」とはいえ、会社の経営とコンサルティングとは異なります。
私の後任経営者である竹根の部下の中に、かつての私の薫陶を受けたものも多く、彼等は、いまだに私との接触を望んでくれています。嬉しいというか、ありがたいと思っています。
彼等は、いくら優秀な経営コンサルタントといえども、時には自分の顧問先のことで悩んだり、方針に困ったりすることがあります。また、逆に、自分の努力で顧問先が元気になったりしますと、それを誇りたいという気持ちもあるのでしょうか、私に同行訪問を希望してくれます。
彼等から声がかかりますと、私の「お節介焼き精神」がうずき、つい安請け合いをして、「いつの予定かね?」と答えてしまいます。
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ところで「薫陶(くんとう)」という言葉の使い方を間違えてはいけないと思って広辞苑を引いてみました。
(香をたいてかおりをしみこませ、粘土を焼いて陶器を作りあげる意)
徳を以て人を感化し、すぐれた人間をつくること。「師の―を受ける」
どうやら私の使い方は間違えていないようです。
私が現役時代に、部下に接するときに「薫陶」を意識してきたのです。彼等は皆プロの経営コンサルタントですので、あれやこれやと事細かな指針をだして、厳格に教え込むことはしてきませんでした。あくまで私自身の人間性、それを他の人は「徳」と行ってくれていますが、人間性を重視して教育したり、「共育」したりして来ました。
行動面だけではなく、精神面も含めてじっくりと教育し、共育私用としてきましたが、彼等から見ると「仕事には厳しい上司だけれど、仕事を離れるやいい親爺さんだ」そうです。そう言われるのが、また、うれしいですね。
■【経営コンサルタントの独り言】
半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ 司法書士の仕事をご存知ですか? 803
「司法書士」という国家資格には、ビジネスパーソンにはおなじみでも、一般の人にはあまり馴染みのない職業かもしれません。
一口に言いますと登記等をスムーズに進めるための手続をして下さるお仕事です。
近年は、弁護士の領域における裁判所への出廷も許されるようになりました。
当然、資格取得は大変なことです。
会社法を始め、種々の法律の知識がないと資格取得ができないのです。
■【評判の良いブログ】
最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。
◆ 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長
日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。経営に関する各種の専門家の集まりで「コンサルタント・士業の異業種交流会」のあだ名が付いています。
1951年に設立されて以来の3四半世紀にわたる経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。
【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、会員から寄せられたり、見聞したりしたり、e-中小企業庁ネットマガジンに紹介されたりした企業の成功事例を中心にご紹介しています。
成功している企業、元気な会社や頑張っている社長を見ますと、なんとなく、その理由がわかるような気がします。ある種の法則のようなものがあるのですね。
原則として毎週一社の【事例】を紹介しています。それだけではなく、なぜ、その会社が元気なのか、成功しているのか、その理由を、ベテランコンサルタントが解説してくれます。
コンサルティングの疑似体験ができるブログです。
経営管理のご参考になると信じていますので、是非、ご覧下さい。
総合版 http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-8.html
専門業版 https://ameblo.jp/keieishi-kyokai/theme-10121106229.html
【 注 】
専門業版は、経営管理やコンサルタント・士業向けの情報や【話材】をお届けするブログです。総合版とは、それに加え、癒やしのための写真や映像などのブログも併せてお届けしています。
そのいずれでも、お好みのブログをご選択下さると幸いです。
■【今日の写真】 福岡県宗像市 鎮国寺7 池の庭 仁和寺を総本山とする御室派の別格本山
鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市吉田966にあります、真言宗御室派の総本山、京都の仁和寺の別格本山で、山号は屏風山といいます。 ご本尊は大日如来、九州西国霊場第三十一番札所、九州八十八か所霊場第八十八結願所番、九州三十六不動霊場第三十四番札所、九州三十三観音(ぼけ封じ)霊場第一番札所です。 弘法大師(空海)と縁の深いお寺です。 大師が、第16次遣唐使船で入唐する時に、強い暴風雨に遭遇しました。この時に、海の守護神である宗像大神をはじめ諸仏菩薩に祈誓を込めましたところ、荒れ狂う風波は瞬く間に静まり、無事に唐に着くことができたのです。 806年に帰国して、まず宗像大社に礼参しました。 奥の院岩窟に於いて修法を始めますと「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」というお告げがあり、一棟の建物を立て「屏風山鎮国寺」と号しました。 入唐前の祈誓の折に、波間に不動明王が現れたことから、現在護摩堂に不動明王立像が安置されています。 また、宗像三柱の御本地仏として、大日如来、釈迦如来、薬師如来の三尊を刻み、本尊と定められました。(鎮国寺公式サイト及び【Wikipedia】を参照して作成) * |
鎮国寺は、宗像大社を訪れた折に、ついでにお寄りしたのですが、「ついで」とは失礼な、立派なお寺さんです。 宗像大社(辺津宮)から400mのところにあります、つつじの名所です。その季節にはスケジュールを組んで訪問することをお勧めします。私が参拝したのは6月でしたので、つつじはわずかに残っている程度でした。しかし、アジサイは真っ盛りという季節でした。そこへは徒歩で移動しましたが、麦秋も良かったです。 * ![]() |
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