to the tomorrow's blog

時間は何をしていても過ぎる。

今年も散歩で楽しもう・・・音楽はオーマンディを聴く 2023/01/07(土)

2023-01-07 15:38:05 | クラシックCD
年始の休暇から三日間仕事に行き、私は原則的にはカレンダー通りなので、今日から三連休。いくら歳をとっても、仕事に行っている間は、休みはうれいしいと思う。こうして無事に休みを取ることができることに感謝して過ごしたい。

連休初日の今日、午前中を中心に、底冷え感があるものの時々日差しもあたる穏やかな天気だった。しかし、これから崩れてくるみたいなので、穏やかなうちにできるだけ歩きたい。早朝から、休憩をはさみ、1回50分間の散歩を4回繰り返した。連休初日で天気穏やかという、心理的、外的に恵まれたコンディションのなか、充実した気持ちで歩いてきた。
途中の公園で山から日がのぞく。



休憩中はいつものように、音楽をかけながらうとうとしていた。CDをかけてじきに意識が途切れる。しばらしくして意識が戻ったとき、瞬間的に何をしていたわからないことがある。不思議な夢を見ることもある。眠ければまた目を閉じて休憩継続。そういうのを全部含めて心地よい。体力が戻るとまた体を動かしたくなる。たまには読書をとも思うが、老眼で字が見にくくなったこと、すぐに眠くなることから遠ざかっている。連休の間くらい、字の大きな単行本などで頭の活性化をとも思う。



今日はユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団のCDを取り出して聴いていた。

シベリウス2番他(RCA)



もう、一生聴くことはないだろうと思っていたが、久しぶりに聴いた。2番は固まった音質で聴きにくいかと思っていたが、今の環境ではそうでもない。曲が進むに連れじわじわと盛り上がってくる。付録の「悲しきワルツ」と「トゥオネラの白鳥」は録音が古い、新しいとかは関係ない。きれいな音響で雰囲気は抜群に良い。ただし、「フィンランディア」は引っ込んでしまってだめだった。

チャイコフスキー「くるみ割り人形」(CBS)



古い録音だがオーマンディ/フィラデルフィアのエレガントでゴージャスなサウンドが楽しめる。驚異的な描写力である。

サン・サーンス「オルガン」(TELRC)



こりゃまた豪華なサウンド。残響がすごい。昔、LPを安いステレオでかけていて、第四楽章で部屋が揺れるようなど~んという音響を繰り返しながら終盤に突入していくのが快感だった。CDにはあの迫力は出ないと思っていたが・・・。本当の低音再生は今の方である。とはいっても、SPがCompacto7なのでコンパクトな音響なんですがね。

オーマンディ/フィラデルフィアは、老獪な職人芸といわれながらも、一方では豪華だが中身がないとも。今日、聴いていてゴージャスさに唸らされるよ。昔の評判なんかうそ。完成されたレコード芸術の姿がある。CDの音質は悪くない。

天気は崩れてくる。でも雨具を着て、傘をさし長靴を履いて散歩しよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする