ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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端末で自宅学習 検証 京大やNEC 教育モデル構築…

2015-06-04 23:01:41 | NewsPaper
今日はお客様先での業務を終えて
ウチの近所の映画館にて試写会に行っておりました
原作が本当に大好きな作品を大好きな映画監督で
というものでいち早く鑑賞でき何より嬉しかったです…


さて、本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『端末で自宅学習 検証
 京大やNEC 教育モデル構築』

京都大学が日本マイクロソフトやNECなどと連携し
タブレットを用いた自宅学習で
中学生の学習態度や学力向上度を測る実証研究を始めた
という記事

これは、京都市内の中学校の3年生3クラスで
ICT(情報通信技術)教育モデルの実証実験として
生徒1人ひとりにタブレットを持たせ
学校の授業や自宅の学習に用いるもの

教師が出した問題の回答をデジタルペンで筆記させ
生徒の勉強時間や学習理解の到達度を把握できるのだとか

それは、宿題の回答まで要した時間や、問題を解く過程で
どこでつまずいたかなどの履歴を取り、データベース化する
といったこともあるようです

京大がデータ解析結果を学校に提供し
教師はデータに基づいて面談・指導するにまで及ぶ、と

このシステムによって、生徒1人ひとりの学習履歴や学習成果の
変化を検証し、個人適応(テーラーメード)型の学校教育の実現を
目指しているそうです

あくまで、今回はそうった目的のための実証実験ではあるのですが
各種の機能を活用しながら、そういった学校教育の実現ができ
他の中学校や自治体にも広がっていけば、ICT活用の良き活用事例の一つ
となっていくでしょうか


http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/events_news/department/media/news/2015/150602_1.htmlより

↑、それにしてもこれだけの企業が関わっているわけですね
このところの教育IT関連の記事で取り上げている企業がいくつもあり
それだけこの市場が俄然注目の的になっていることを伝える
記事とも云えることでしょうか