ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

IT農業 東南アジアに照準 富士通、ベトナムに施設…

2015-12-09 23:30:32 | NewsPaper
農業ITで世界に出るというのは興味深い


本日の日経産業新聞から9面のフロンティアビジネス欄からこの記事をピックアップ
『【ニュースひもとき】
 IT農業 東南アジアに照準
 富士通、ベトナムに施設』

富士通が、ベトナムのハノイに
ITで農業を効率化する「スマート農業」の
普及に向けた施設を開設する
と発表した
という記事

ベトナムIT大手のFPTと共同で植物工場などを設置し運用を開始
現地の農業生産者や自治体関係者などにスマート農業を紹介するための
ショールームの役割を果たす

ハノイ中心部から車で30分ほどに立地するベトナム国立果物・野菜研究所の敷地に
面積400平方㍍のビニールハウスを1棟建設、正式オープンは2016年2月予定

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/12/8-1.htmlより

農業生産者などに公開してスマート農業向け設備や
富士通の農業向けクラウド型情報管理システム「アキサイ」
の機能をアピール

富士通が狙いとしているのは
経済成長著しい東南アジア各国で、今後見込まれる
高品質な農作物の需要の高まりで、今回はその第1歩
今後の海外展開のモデルケースとしたい考えのようで…


日本国内の消費者からしてみれば、以前は海外の野菜に対しては
冷ややかな視線があったかもしれませんが、農業ITによって
質の高い農作物ができれば、視点が変わってくるのでしょうか
それこそTPPの影響によってどうなるのか気になるものです

その裏側で日本の企業である富士通が貢献してるというのは
なんともおもしろいものだと感じます
果たして、日本からの農業ITによって東南アジアの農作物は
数年後にどのようなシェアを得ているのか気にしておくことにします