ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

MINAMI WHEEL 2004 10/24

2004-10-24 22:34:05 | music
ミナミホイール最終日、今日は最後まで駆け回るぞぅ。って先程のインストアLIVEの後に向かったので、まずは、「センチライン」を観にAtlantiQsに向かう。と既にかなりの行列が!!前のLIVEが残っているのでこんなに並んでいるのだと思うが、神戸のインディーズバンドにこれだけの人が集まっているなんてなんか嬉しいものです。バンド名からして気になるもんね。並んでいると、関西の音楽シーンではおなじみのU.K.さんを発見、いやぁ、ビックリ。でも、そういえばAM番組で応援してたもんね。そして、入れ替え時、なんとか中に入れた。ちょうど観やすい場所をゲット。オレ自身、彼らのライブは1年ぶり以上なのでかなり楽しみ。6月にでたシングル『僕の住む街』は名盤だと思う。彼らのライブが始まり、そこからの曲が奏でられる。彼らのうたはとても切ないメロディーと歌詞がたまらない。オレの大好きな曲「my town」をやってくれた。たまらなく嬉しかった。また今度彼らのホームタウンへライブを観に行こうと思う。そして、次は「高鈴」を観にOSAKA MUSEに向かう。ここのステージは始まるまで幕を閉めている。その幕の向こう側でのセッティングが気になってしまう。この高鈴、京都出身の何ともいえない気持ちいい女性ヴォーカルのアコースティックユニット。音に身を委ねて、ちょっと気を抜いたら寝てしまいそうだったりします。ライブが始まり、最高の気持ちいい音の空間が目の前にあります。でもこのヴォーカルはどこかひねくれてそうなMCをするから面白いのです。オレが大好きな曲「リトルダンス」をやってくれた。ホントにただ気持ちいい。たぶん何度観ても癒されるライブをやってくれることでしょう。そして、次は「Stereo Fabrication of youth」を観に、FANJに向かう。新作『Albino』が出て、以前書いたとおりアコースティックライブをみて今回ようやくバンドスタイルで聞けるわけだ。しかし、入場規制中。自分の目の前で止められてしまう。でも待っていたら中に入れた。入ってみたら全然余裕があった。安全を見越してのことなのだろう。そして彼らのライブは始まる。新作はライブを意識して製作されたのだと思う。ぐんぐん彼らの音の力が押し寄せてくる。それに応えるかのように拳を挙げてしまう。そして彼らのやりたいことが詰まった曲「首都高ドライブ」が奏でられる。彼らの静と動の部分が詰まった曲。聴くたびにその曲の良さに気付かされる。そして彼らのライブの締めは「Everything goes around us」で楽しく終わる。11月3日のワンマンライブはもちろん行く、それを楽しみにしてFANJを後にした。そして、今年のミナミホイール最後は「ゲントウキ」を観にDROPに向かう。切ない高音の男性ヴォーカルがたまらないバンドだ。でも彼らのライブはかっこよく気持ちいい。楽しくヨコにゆれながら観てしまう。気になっていた新曲「さらば!」が聴けてよかった。秋の冬へ向かおうとしている時期にぴったりの曲だ。アンコールでは「何色が好き?」と聞いてくる。彼らに似合う色、それは青と応えてしまう。でも彼らの曲には「鈍色の季節」という曲がある。FM802のヘビーローテーションになった曲だ。久しぶりに聴くその名曲はなんら色褪せていない。さらに磨きがかかっているようにも思える。ホントにいい曲達で最後を迎えることができた。やっぱりミナミホイールはやめられない。来年もぜひ参加したい。素敵な3日間に感謝しながら家路に着いた。

三上ちさこ@TOWER RECORDS梅田

2004-10-24 17:31:18 | music
fra-foaというバンドを知っているだろうか。かつて壮絶なるLIVEパフォーマンスを繰り返していたバンドである。特にそのヴォーカルである三上ちさこのあまりの凄いパフォーマンスは観ているこちらが“もうそんなに頑張らなくていいんだよ”と言いたくなるぐらい身を振り絞って唄い、狂っているのだ。そのヴォーカルの三上ちさこがこの10月にソロデビューを果たした。デビューシングルは三上ちさこの持つ優しさと力強さが共存した曲が収録されていた。そして、今回はアコースティックLIVEを行うわけだ。タワレコ梅田に着いてみて、fra-foaからのファンが多いのだろうか、すでに客は大勢詰めかけている。どんなLIVEを見せてくれるのだろうと楽しみに待っていると、サポートメンバーを従えて登場。さらりと優しく挨拶をして、やり始めたのは初めて聞く曲達ばかり。勿論シングルの曲もやったのだが、何より印象に残ったのは、そのパフォーマンス。アコースティックにも関わらず、fra-foa時の狂気染みたパフォーマンス、いやその時以上かもしれない。こちら全体をギロッと見るかのように凝視してくるその目にオレはゾクッとしてしまった。そして天井に頭をぶつけるかのように飛び跳ねる、“生きて!!生きて!!”と叫ぶ。その姿に何も言葉が出なかった、ただその場に立ち尽くして見ているしかなかった。20分ぐらいのLIVEだったのだろうか、あっという間に終わってしまった。凄いものを見てしまった。さらに彼女のLIVEが見たくなった。来月にはアルバム・DVDが発売される。その次にはまたLIVEに来るであろうことを期待しながら、その場を後にした。