ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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MINAMI WHEEL 2004 10/22

2004-10-22 22:32:40 | music
ミナミホイールというイベントがある。毎年10月のとある週末3日間の夜をミナミのライブハウスをハシゴしてライブを観て回るイベントだ。これからの音楽シーンを担っていくかもしれないアーティストからベテランのアーティストまでをオーディエンス各々がチョイスして観て回るのだ。そんなわけでオレも今回で3回目の参加。いつものように開演前にチケットを3日間見て回るパスと交換するわけだが、今年はいつもと違ってかなりの人が開演間もなくなのにならんでいた。交換所であるビッグステップ1Fから4Fの階段まで並んでいたのだ。待っていても仕方がないので並ぶことにした。なんとか1つ目のアーティストに間に合えばいいと思っていたが、なんとか交換できた。そして、大急ぎでSUNHALLへ1つ目のアーティスト、「nekurapop」を観に行った。どうやら最後の曲だったが間に合った。このネクラポップ、CDのタイトルが“人間の屑”と、なんとも自虐的なバンドなのだがLIVEはカッコよかった。メインヴォーカルはいかにも根暗そうだが、ドラムの女性がカッコよかった。ちょっとしか観れなかったが、またライブを観たいを思う。そして、次はそんなに観たいものがなかったので、ちょっとMINAMI!GO ROUNDしてみた。レコード店に入ったりアートギャラリーに入ったりしてオシャレなフライヤーを楽しみながら探索してみた。これもミナミの楽しみなのだ。そして次なるアーティスト、「スカポンタス」を観にBIGCATに向かった。ここ最近、心斎橋ではオシャレなスカ・レゲエなバンドが流行っているのだが、その中でもオレにとっては格段に楽しいと思える曲を演奏するバンドなのだ。歌がなくてもバンドってこんなに楽しいものなんだって教えてくれたバンドだ。ライブが始まれば自然と跳ねたり、愉快にヨコノリして踊ってしまう。10人のメンバーの個性が絡み合って素敵なライブ空間が生まれていた。もちろん歌のある曲があるのだが、なおさらに踊ってしまった。彼らのお馴染みの大阪弁パフォーマンスを交えながら飛び跳ねていた。いやぁ、トランペットの経験があるオレとしてやっぱりスカは楽しくて大好きなものだと実感したライブだった。そして、本日最後のアーティスト「音速ライン」を観にAtlantiQsに向かった。本日はこのアーティストが観たくて来たといっても過言ではない。期待に胸躍らせ会場に入り開演を待っていた。そして登場、先日発売されたばかりのアルバムから次々に演奏される。メンバー曰くこのライブで試聴だぁ、なんて素敵です。CDで奏でられるその切なさいっぱいの曲達がライブではより一層増加される。名曲「スローライフ」が演奏される。その切ない高音のギターヴォーカルの声にメンバーの声・音が重なり見事なバンドアンサンブルが構成され、名曲がさらに涙腺を刺激する。もっと観ていたいなぁと思っていると終わってしまう。勿論アンコールの拍手が続けれられる。この小さいAtlantiQsというライブハウスには収まりきらないが、この空間を素晴らしい音楽のある場に変えてしまう。初日の最後にホントいいライブを観た。明日からもこのミナミを駆け巡るぞぅ。