サンタさんが実はいなかった…という事実を知って早9か月。
4年生の時には全く抜けなかった乳歯が、5年生になって次々とグラグラしてきまして…。
戸建てなら抜けたのが下の歯なら屋根に放り投げ、上の歯なら縁の下に投げ入れる事もできるのですが、マンションじゃぁ、無理。
──という事で、我が家は寝る時に抜けた歯を枕の下に置いておいたら、妖精さんが変わりにおはじきを置いて行ってくれる…というファンタージを植え付けておりました(笑)
いや、もちろんね、最初から何もしなければそれはそれでいいのですが、初めて歯が抜けた時の子供の表情や言動を見ていると、何かしたくなってくるんですよ。
コレが何回も続くと、正直感動も薄くなるんですが(本人にとっても(笑))。
でも、始めてしまったらやめられない。何せ、おはじきがもらえる事はとても楽しみにしているから(笑)
友達にもそれを言ったのか、友達が真似をしたそうです。
でも枕の下に置いてなかったのか、何も起こらなかったので、ごく最近「歯ってさ、枕の下に置いてないとおはじき貰えないの?」と聞いてきました。
うーむ、これはバレるのも時間の問題です。
それから2回歯が抜けましたが、1回目は枕の下に置いてなかったので、夜中にこっそり入れ替えるのは容易かった。
2回目は私の手が届きにくい遠い場所に置いてあるのを寝る前に見つけたので、大福が寝る前に部屋から出て行ったのを機に、近くに置いておきました。
でもそれが本人にとっては、「確定」したらしい。
その時は何も言わなかったのですが、翌朝、言われました。
大福 「実はさー、色々考えて、策を練ったんだよねー。昨日の夜、歯を遠くの方に置いたら、ちょっとかーちゃんの近くに移動してたから、これは妖精じゃなくてかーちゃんがおはじきをくれてるんだなーって…」
はっはっは!
大福も考えたな。
策を練ってくるとは、頭を使うようになったのが素晴らしい!
──ってんで、動揺を見せずに「そうだよ」と妖精もいなった事を告白しました(笑)
でもね、「これで、こっそりじゃなくて、普通に歯とおはじきを交換できるねー」と言ったら、「それはやだ」って言われました(笑)
まだ夜中にこっそり入れ替えて欲しいそうです。
どんだけ可愛いんだ、お前は
因みに、「そのおはじきはどこから出してんの(普段どこに隠してるの)?」と聞かれたので、「それは内緒」と答えておきました
またそのうちに、家の中を探されるかも…