里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナバナ類「寒咲花菜」と「アスパラ菜」は少し遅めの種播き

2023年09月15日 | 畑:花菜類

ナバナ類2種、「寒咲花菜」と「アスパラ菜」の種播きをしました。
例年から見ると数日から1週間の遅れです。
今年はあまりにも気温が高いので、少し遅らせました。未だ30℃を越えています。
通常なら「アスパラ菜」を先に播き、少し遅れて「寒咲花菜」を播きますが、今年は昨年同様同日播きです。
畑の方は半月余り前に苦土石灰を全面、緩効性肥料を畝の位置に帯状散布し、ロータリー耕耘しています。
種播き前に再度ロータリー耕耘したかったのですが、まだ湿気が多過ぎ諦めました。
管理機で耕耘と畝立を兼ねることにしました。爪を一連増やしています。
まず帯状全層施肥した位置に目印線を付けます。


ネキリムシなどの防除のため粒剤を散布した後、管理機の逆転ローターで畝立て。畝間は80㎝。


畝は全部で5列。鍬でならしかまぼこ形に畝を整えます。


小さなドリンク瓶で播き穴を付けます。株間は30㎝。1畝20数株。


「寒咲花菜」の種を播きます。


「寒咲花菜」は京都伏見で栽培されてきた在来の寒咲きナタネの一種と言われます。
但しこの種はトーホク種苗のもの。種はごく小さい。


1カ所に指で一つまみ7、8粒播きます。
クワで覆土し、軽く鎮圧。


花菜は皆に好まれる人気ナバナなので3畝作ります。
同じ要領で「アスパラ菜」の種を播きます。


「アスパラ菜」は通称。元々はサカタのタネの「オータムポエム」が本家で正式名。
しかし、この種はトーホク種苗のもの。通称なので種苗会社の縛りはないのでしょう。こちらは2畝。
右3畝が「寒咲花菜」、左2畝が「アスパラ菜」。


乾燥と強雨に叩かれるのを和らげるため切り藁を掛けました。


「アスパラ菜」が先に穫れ始め、遅れて「寒咲花菜」が穫れるようになります。
直播きなので、まずは発芽が揃うかが問題。