里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスは旺盛で支柱を最大限まで上げる

2023年09月11日 | 畑:果菜類

ナスは穫り始めて70日余り。生育は依然旺盛、収穫最盛が続いています。


品種は中長なすの「くろべえ」。
今年は異常な高温が続き枝は高く伸びています。


再び通路が埋まってきました。


仕立て方はごく普通の3本仕立て。
切り戻し剪定も更新剪定も行っていません。
樹勢の目印になる花も元気。殆ど柱頭が長い長花柱花です。


しかし、これほど伸びるのは想定外。すでに小生の背丈をはるか越しています。
枝も混んできましたが、まずは支柱を上げます。
誘引は、中央の1本の支柱と畝の両側に設けた横パイプを上げていく簡易な方法です。
これまですでに3回上げており、上げる余地は限られています。


しかし、歩くのに支障を来すので、ここで最大限まで支柱上げをすることにしました。
横パイプは縦支柱にフックバンドで止めています。
完全には止めていないので下から軽く叩くだけで簡単に上がります。
最大限まで上げました。


反対側も上げます。


フックバンドは完全には止めず最後までこのままにしています。これで問題なく持ちます。
全ての横パイプを上げました。


通路は取り敢えずは歩くのに支障ない程度になりました。


昨年もかなり伸びましたが、今年はさらに伸びています。
この時期でこのくらい伸びるのは過去になかったと思います。
この先どうするか対応策を考えなくてはいけません。
中央の支柱に引っ張るか切り戻しをすることになるでしょう。
次に整枝。簡易な「ふところ枝」の整理を行います。
「ふところ枝」とは、株の内側に向かって伸びた枝のこと。
当然ながら上からは覗けないので脇から覗き込むしかありません。


主枝や支柱が見えるように、主に日陰になっているわき芽を搔きました。


それと葉に隠れて取り残しが出るようになってきたので、下葉も搔きました。


追肥は、マルチの裾をたぐり上げ敷きわらの上から速効性肥料をバラまいています。
しっかりと雨が降ったので今度は効いてくれるでしょう。


樹の姿を見る限り成り疲れの気配はなく穫れ続けています。実体はどうなのか。