里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

長ネギは遅れ気味ながら3回目の追肥と土寄せ

2023年09月13日 | 畑:葉菜類

春播き長ネギの生育は少し遅れ気味です。


品種はホワイトスター。
2回目の追肥と土寄せをしてから1ヵ月ほど経ち、3回目の追肥と土寄せを行いました。
8月は異常な高温と乾燥。高温が苦手なネギにとっては厳しい天候でした。
昨年からみると伸びも太りも鈍いようです。


しかし、我が家のネギとしては、欠株も殆どなくこの環境の中では健闘していると思っています。


そもそも我が家の畑は強粘土質土壌で水はけが悪く、湿害防止が最優先です。
かつては白根(軟白部分)を40㎝以上にすることを目標に深い植付け溝を立てていました。
今は、大雨で根腐れが起きないことを第一に植付け溝は浅くしています。、
ことしの7、8月のような天候は全くの想定外です。
先週のような雨続きの時にはこれで良かったと思えます。
それにしてもよほど乾燥していたのでしょう。あれほど降れば当分作業は出来ません。
少々湿気気味ですが、作業が可能です。昨年からみると1週間から10日くらい後ずれしていますが。
まず追肥。速効性の粒状肥料をバラ撒きます。


管理機のローターの爪を外向きにし、逆転で土を撥ね上げます。


今年は畝間を120㎝と広くしており、土寄せ作業は楽に出来ます。


機械作業は終了。


植付け時にたっぷりとした敷き藁は適度に腐れ、粘土質土壌の改善に役だったはず。
今年の干ばつに効果を発揮できたと思います。
鍬で手直しします。


3回目の追肥と土寄せは終了です。


今年はまだ畝間に余裕があるので、今後の土寄せが十分に可能です。


相変わらずの真夏日が続いていますが、日没は早くなりました。今回も薄暮となりました
10月早々からの本格収穫を目指しているものの、さすがにそれは難しそうです。
もっとも、多少物足りなくとも、自家用には間引くように穫り利用することは問題ありません。